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フツ―で不思議な楽しい毎日 6次元に定着するための/6次元を定着させるための覚え書き

オカメなハート



ターシャの笑えてしんみりする Outrageous なエピソード

も一つおまけ。
こちらも『とんでもなく全開になれば…』の引用です。「とんでもなく」の原語 "Outrageous" って、なぜだか響きからしても前から好きだったんですよね。。。辞書にはひどい意味が羅列されているけれど、呆れるような法外さみたいな意味がLにはぴったり来ます。で、ターシャもきっとそうに違いないと思う。

 私たちはニューヨーク州のキャッツキル山地のひなびた田舎道路沿いに、となりあって住んでいた(L註 隣人はエイミー)。当時の私は、カラスの群れに取り囲まれるがごとく変化の只中にいて、恐ろしい時期を過ごしていた。狭い玄関ポーチに腰をおろし、自分の惨めさについて黙々と考えるのが大好きだった(このときはまだ、神の秩序という考えはしっかり定着していなかった。嘘じゃない、だんだん進んでいくものなのだ)。座ってくよくよ考えている時、格子の柵を買ってツタと紫のブーゲンビリアを育てる様子を思い浮かべることがあった。そうやってイメージするだけで、心が軽くなった。でも私はエイミーに、一番近くの木材店に行くのに五十マイル運転することすら気後れする、と悲しげに言った。
 神に助けを求めることは、ときどき思い出してはいた。折を見つけては、本当は感じられないくせに、あたかも存在するかのようなふりをして、大いなる力に向かって気持ち半分でぼそぼそ話しかけていた。「はい。私は完全に道を見失っています。私が独りぼっちじゃないというしるしを、何でもいいので今すぐ見せてください。お願いできますか?」
 ある日、この静かな道路では聞いたことのないような轟音をたてて、大型トラックがすごい勢いで通り過ぎていった。次の瞬間、エイミーが太ももを叩きながら大笑いしているのが見えた。
「うわあ!今のが何を落としていったか、あなた信じられないわよ!」彼女は大声で言い、トラックは角を曲がって見えなくなった。
 必要だったのとぴったり同じサイズの大きな格子柵が落下して、道路脇に配達されていたのだった。

(「神の記録より二件」pp207-208)
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もう少しターシャのエピソードを…愛について

これは、『とんでもなく全開になれば…』の一節です。

 何年も前のあるバレンタインデーが、私の人生を変えた。カワサキの黒いバイクに乗る女流脚本家で、女神みたいに素敵な女が、私とのつきあいを終わらせたのだ——二月十二日に(L註 ターシャは女性をパートナーにするタイプ)。私はバレンシア通りの電話ボックスで、泣きじゃくりながら友人に電話をかけた。
 視界の端で、ホームレスの男がこちらを見ながら買い物カートを押していくのが見えた。数分後、彼は戻ってきた。
 「これをあなたに」そう言って私をまっすぐ見て、いったいどこで見つけたのか見当もつかない、立派で大きな白いガーデニアを差し出した。「ねえお嬢さん、泣かないで。うまくいくよ。約束する」
 言うまでもなく、私はいっそう泣いた。そして彼を思い切りハグし、財布に入っていたお札を全部あげた。彼の何かが私のハートを一気にひらき、気持ちが晴れた。
 その男のおかげで、翌日、私はもう突然の別れにめそめそすることもなく、元気になっていた。そして名を告げずに人を助けて街じゅうを動きまわり、じつに多くの人々が、恋人がいようがいまいが、このいわゆる大事な愛の日にひどく惨めな思いをしているのを見た。出会った誰にでもただ与えるということが、信じられないほど素晴らしく感じられた。
 その日、私はずっと祈りを胸に携えていた。「愛の力となれるなら、どこであれそこに導いてください。お望みのままに、私をどこにでも連れていってください。あなたの指示を実行させてください」

(「世界に心を寄せる」pp194-195)
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すごくイカレてイケてる冥王星女

先日もちょっぴり触れたターシャ・シルバーの本のご紹介です。

彼女の最初の著作『とんでもなく全開になればすべてはうまくいく』(釘宮律子訳 ナチュラルスピリット刊)は、書店で見たことがありました。タイトルを見て「そういうの、もうとっくに知ってるわよ〜」と思ったのと、カバーの女神が美しいことは美しいんですが、あまりに普通というか、常識的な美しさで、このちょっぴりイカレた冥王星女には、全然ピンと来ず、手に取ることさえありませんでした。

それが、今回二冊目の『私を変えてください』(釘宮律子訳 ナチュラルスピリット刊)は、タイトルは気に入らなかったのに、手に取る気になり、ちょっとパラパラしたら、「おお〜!!」と心の中で雄叫びが起こり、そのままレジへ直行しました。

まあ、面白いこと、面白いこと、そんでもってあちこちで笑える。。。

11.宝石で飾られたハンドル

 夢。私は船に乗っている。船には、サファイヤやアメジスト、それに真珠で飾られた、大きくて立派なハンドルがついている。私は舵をとろうとして、ハンドルを固く握りしめている。船はとても大きいし、狭い運河を航っているので、私は真剣に務めを果たそうとしている。でも正直言って、どれほどハンドルをきっても、どうもあまり関係ないようだ。
 やがて、背の高い上品な日本人女性が近寄ってきてこう言う。「ねえ、誰も教えてくれなかったの? そのハンドルはただの見せ物よ。飾りなの。どうにかしようと頑張っているあなたの姿は愛おしいけれど、この船では、実際の操縦は後部でしているの。あなた、あっちで遊んでくるといいわ。ここで何をしても、まったく関係ないから」
 私は思わずふきだし、目を覚ます。
 そしてまだ笑っている。

69.ドンドン叩かないで

 以前、モントレーからサンフランシスコに向かって、ハイウェイ101号線を運転している途中、道路脇の倉庫にかかった巨大な看板が目に入った。私は思わず車を端に寄席、びっくりしてそれを見つめた。

 扉をドンドンと叩きつづけないでください。
 叩くのをやめて、ひらくまでお待ちください。

 これで充分じゃない?


こんな感じで、彼女や彼女の身の回りの人たちが実際に体験したエピソード集になってます。そして全てを宇宙に委ねて、必要ならあり得ないような奇跡がどんどこ起きるようなゼロ状態に自分を持って行くための「お祈り」も付録として付いています。

祈る必要があるかどうかは、意見の別れるところだろうと思います。
おそらく、宇宙は完璧で、自分もセンターに戻るだけでいい、という事が日常的な常識レベルまで落ちていると、祈る手間はかける必要がないでしょう。あるいは、「何かしないと現実は変わらない」という信念が強い場合は、ちょっと込み入ったお祈りの手間をかければ、宇宙がうんとこさとんでもない奇跡を送ってよこすのに自分を開きやすくなる、というメリットは大きいと思います。

ターシャのベースにある形而上的な理解については、Lのと同じなので、新しい事はなくても、彼女の本には惚れました。しかも、彼女同様、自分がまごうかたなきイカレた冥王星人の範疇に入ることまで発見してしまった。。。彼女は元占星術師で、『とんでもなく全開すれば…』の中のp235~の「あなたは冥王星的ですか?」の章に、見分け方が書いてあります。興味のある方は、チェックしてみてください。Lの冥王星は、本拠地第八室に鎮座している上に、タイトではありませんが、MCとアスペクトを形成し、しかもまあご丁寧なことに、別の二つの惑星を巻き込んでヨッドまで作っていらっしゃる。。。ターシャほどではありませんが、立派な冥王星女です。変容必至の人生計画があったのは、確かなことで…。

で、謎が解けました。。。『とんでもなく全開になれば…』のカバーが、全然冥王星らしくなかったのは、オリジナルと違う日本版だったからです。オリジナルの女神は…興味のある人は、ググってみてください。冥王星チックというのが、感覚的にわかるでしょう。
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なぞなぞ by アダマス・セント・ジャーメイン

今朝の瞑想の最後に、さて、今日のお題は?とフォーカスしたら、「導き」という答えが浮かびあがりました。

これ、マイケル・ローズのセミナーで、自分で小さなオラクル石をたくさん作り、それを毎朝一つ引いてみて、その石に書いてある「喜び」とか「感謝」と言ったエネルギーに一日集中するという楽しくて実用的なアイデアを、アレンジして…アレンジしすぎて、すっかり内容が変わってしまったんですが、毎日楽しんでいます。

要は、石じゃなくても小さなカードに書けばいいわね、と思ってたんですが、それすらも面倒で、毎朝瞑想してる時にカード引くみたいに、読めばいいでしょ、と思って始めたんです。そうしたら、「驚く日」とか、「喜ぶ日」とか、「泣く日」なんて有り難くないのまでありましたが、あれこれ簡単に引ける…しかも呆れるほど、これが正確で、一度だけ「休む日」と出たのに、無視してあれこれやったら被害甚大でした。

今朝の「導き」というのは、全くあてが無かったので、「何があるんだろうか?」と若干不安になり、なんかエライ目に遭って未浄化なエネルギーとご対面しちゃったりしてね〜(;;)、などと思い、何でもわからない事をネガティブに解釈するドライブが、この期に及んでまだ無くなっていないことに気づいたりしましたが、実際はマインドの予想に反してポジティブでした。。。

だってね、理由無くウキウキして楽しい時って、理由があってウキウキしているのよか、ずっと波動が安定していますから、鏡の法則からしたって、ひどい目に遭う筈ないんです。

今日は数日前に買ったばかりのジェフリー・ホップ+リンダ・ホップ『神性を生きる アダマス・セント・ジャーメインからのメッセージ』(林眞弓訳 ナチュラルスピリット)を持って出て、出先で読み始めたんですが、これがヒット〜〜〜!

まだ読み始めたばかりなので内容を全肯定できるかどうかは、わかりませんが、初っ端からこのエネルギーのファンになりました。なんかすご〜〜〜くハマるんです。

ネット上に時々登場するサンジェルマン情報は、全然お歯に合わないのでスルーでしたが、このチャネラー経由のサンジェルマン氏は、ばっちり好みです。

ちょっとだけ、なぞなぞを引用します…
pp15−16
 あなたはこう訊きます。「アダマス、なぜ、こんなに難しいのですか? なぜ、うまくいかないのですか? くだらない人生を送っているのはなぜですか? なぜ私は____なのですか?」空欄を埋めてください。
 答えは、


答えの部分は、次のブログでお知らせで〜す(^0^)

  1. ご本
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本当にやりたいことに向き合う

引き寄せ系は苦手です、とかって言いながら、今日は奥平亜美衣著『「お金引き寄せ」の授業』(大和出版)というご本の紹介です。

勿論、最初タイトルを見た時は、自動的な拒絶反応です。でも、本屋に寄った理由というのが、なんかまたガイドが読むといいよって思ってる本があるみたい…だったので、一応手に取ってパラパラしてみました。パラパラしなくても、ガイドが読めという本はそのままお買い上げすればいいんですが…タイトルからもう「引き寄せ」が謳われちゃってますから。。。

でも、すぐに納得してレジへ持って行きました。

引き寄せの法則は鏡の法則でもあって、法則自体は真正な宇宙の法則です。ただ、私の知る限り、引き寄せ系の本の多くは、エゴと本当の自分やハートの願いがごっちゃになっていて、だいじょうぶ〜??とかって思っちゃうんです。

著者は、「本当の自分」に向き合うことを勧めます。

専業主婦の人が家事や子育てが大好きで楽しければ、「自分のやりたいことをやっていて、本当に心が満たされているという場合は、経済的にも満たされているはずです。それは、あなたが直接稼いでいるわけではないにしても、あなたに宇宙から与えられているものですので、受け取ることに罪悪感を感じたり、遠慮をする必要はなく、それに感謝し、そして、今までどおり日々を楽しみましょう。そうしていくことで、家族がもっともっと幸せに、そして経済的にも繁栄していくでしょう。p154-155」と書かれていて、その通りじゃないでしょうか。本当は文句無く素晴らしく筋が通って豊かなのに、直接自分が稼いでいないという事にこだわって、自分自身を貶めたりしていたら、折角の豊かさが泣く、というものです。

また、もしもベーシックインカム(国が最低限の生活費を保証して定期的に現金を支給する社会保障制度)が実現したら、それでもあなたは今の仕事をするか?と問いかけて、「その答えがイエスであれば、あなたは、すでに自分の本当にやりたいこと、魂に従った仕事を選ぶことができている、ということです。あなたは、お金のために仕事をしているのではなく、あなたのやりたいことを仕事にできているのです。しかし多くの人は、もしお金のために働かなくてもいいのなら、今の仕事を辞める、または別のことをしたい、と思うでしょう。pp149-150」「厳しい言い方になりますが、本当に好きなこと、本当にやりたいことに踏み出し、そしてそれをやりはじめない限りは、あなたは自分の魂を否定して生きることになり、本当の意味で満たされることはありません。そして、本当に満たされることがなければ、「経済的自由」もあなたのものにはならないでしょう。pp151-152」

さらに、未来のどこかに最高の人生があるからそれを引き寄せようじゃなくて、今ここに既にある豊かさや素晴らしさを認め、それを堪能して感謝することで本当の豊かさを実現してゆく、という至極まっとうな論理がベースにあって、最初から最後まで安心して読めました。

私は今、億単位の収入を得ているわけでも、宝くじに当たったわけでも、会社や多額の資産を持っているわけでもありません。しかし、自分の好きなことを仕事にしながら、毎日を楽しむのに十分な収入を得て、時間的にも経済的にも自由な暮らしを獲得することができました。そして、それこそが私の本当に望んでいたことでもあります。」(「はじめに 本当に望む豊かさは、ここにあった」)とありますが、これは誰にでもあり得るとても自然な人生だと思います。実際、意識的にあるいは無意識的に著者と同じことをしてきて、tomokoも同じ自然な豊かさに感謝しながら毎日生きています。バシャールがよく言う、本当の豊かさとは「したいことができること」という、まさにそれなのです。

お金のことは勿論ですが、仕事について、また人生の満足感や幸福についてもお考え中の方には、おススメなご本なのでした。
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プロフィール

 L

Author: L
メインのキャラクターは、瞑想・哲学・隠遁系と言われているシリウスB。

現実界では、東京大学大学院(人文科学研究科)修了後、都内の大学にて十年間教壇に立った後退職。
縁あって、タイのチェンマイでエネルギーリーディングとセルフヒーリング / エネルギーワークを学び、スピリチュアルカウンセリングを始めて今に至っています。

このブログと違い、日常のおバカなあれこれも呟いています。
X   LMirusclub816
真面目な呟きも始めました。
X   LMirusclubスピリチュアル


月例集会Mirus Clubを開催しています。

詳細は、ページをスクロールして左側のカテゴリー「Mirus Club」をご覧ください。

詳細など、一週間くらい前にこのブログでお知らせしています。
次回は5月18日(土)午後1時より開催、ご参加お待ちしております。

その後の予定
6月8日(土)
7月14日(日)


各種個人セッションも受付中。
メニューその他は、カテゴリの「個人セッション」をご覧ください。


著書(著者名 tomoko)

『あなたの「うつ」の本当の理由』
(文芸社 2012.7)
『あなたが愛されない本当の理由』
(文芸社 2013.10)
『あなたの人生がうまくゆかない本当の理由』
(文芸社 2013.10)

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