気軽に始めてみたんですが…
おうちエアロを始めて、もうすぐ一年です。
以前ジムなどでクラスに参加したことはありましたが、軽く十年以上のブランクがあり、何も期待せずゆるゆる始めたのが今年の一月です。
何も期待せず、と言うのは違うかな…
随分前から、ガイドたちが私に運動させたがっているのは知っていましたが、走るのは大嫌い、散歩は好きでも早歩きなんかしたら台無し、みたいな人で、ヨガやストレッチは積極的にしていても、明らかに運動不足でした。
そこへ持ってきて、『運動脳』(アンデシュ・ハンセン著 御舩由美子訳 サンマーク出版刊)を読み、いよいよ重い腰を上げ、手軽に脈拍を充分に上げられる、私にとってほとんど唯一の選択肢、エアロビクスをすることに。
幸い引っ越したこの家の作りが思った以上に良く、飛んだり跳ねたりしなければ、ガンガン音楽をかけて踊ってもご近所迷惑にならないので、ヨガマットを敷き(時々はみ出すんですが)Youtubeで良さげな動画を探して始めたわけです。
最初の1回目は、半ベソです。
だって、運動なんかしたくないもん。。。
初級エアロビなので、泣くほどきついことなんて一つもないんですが、それほど嫌だったということです。
それで、自分一人で誰も見ていないのに、形からとスタイリッシュなウェアまで買い込み、景気をつけたりしました(今は全く着ません)。
それでも有難いことに、とても良い動画をたくさん出しているKumiさんの CardioWorkout のお陰で、週に何回かのエアロビが続くようになりました。
時々はかなり楽しめて、ほんと、泣くような事じゃなかったわ(^^;)
Kumiさんの動画は本当によくできていて、とてもわかりやすいし、ステップが複雑でも無理なく繋がるようなコンビネーションになっています。プロ!
そのうちぶっちぎりで上級エアロを余裕で跳ねられようになったらいいわあ(あははー)みたいな目標はあっても、正真正銘どうでもよくて、ただ神経系のサポートのためにできるだけ続けて…みたいなノリでした。
それが今は中級エアロが楽々踊れるようになっていて、不思議な気がします。
それから、これも…
以前から勧められていたXをようやっと始めて、最初に作ったごった煮アカウントを鳥専用にしたところが、ウチの息子の全然大したことのない動画や写真にいいねをたくさんいただくようになり、ちょっと混乱するようです。
結果を期待しない、というより、本当にどうでも良いのに、なんとなーくしている、し続けているうちに、妙にきちんと形になっちゃう…まあ、エネルギーの法則通りと言えばそうですが。
頑張ったり、何が何でもって、マジ古いのかもしれません。
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まず休まなきゃ、始まらないです。
以前ヘロヘロに疲れていて、瞑想中にガイドから、そのままダラダラ疲れを引き摺りながらというのを止めて、「一旦ちゃんと休めば、時間的には3倍、エネルギー的には5倍だか10倍省エネになる」と言われて、「まあ、それはそうでしょうけれど」…
と、そのままになっちゃったんだなあ…
ところが、日本ではマスク生活や消毒習慣が身につき過ぎて、なかなか感染の機会に恵まれなかった(?)ためか、わざわざアメリカまで行ってコロナをゲットし、自分ちにいるよりもよほどしっかり休んだ帰宅後も大事をとって、大事をとって、とやっているうちに、こんなにしっかり眠って休んだのは子供の頃以来?みたいな大保養になってしまいました。
そして、今、ガイドが言ったことが身に染みること、身に沁みること…
日本経済の長らくの低迷に光は見えつつあっても、生産性の桁外れの低さが足を引っ張り続けている、と言われていて、これ、みんなちゃんと休まないからじゃない?
この社会で幼い頃から鍛えられまくると、自分を削ったり、場合によっては病気になるほど頑張るのが得意になる、というか、それがデフォルトになってしまっていて、きちんと休み、そして休むだけでなくリフレッシュして、冴えた頭と元気な体で現場に復帰する、みたいな習慣も無ければ、ごく例外的な場所を除いて、それを積極的に後押しするような雰囲気も無ければ、制度も無いでしょう?
これ、相当意識を変えて、それこそ努力をしないと、いつまで経っても変わらないです。
不運だったのか、幸運だったのかよくわからないですが、今回の強制リセットで、本当に目が覚めたような…
この快適で満足なパターンからずれないように、と意識して努力をするようです。
毎日昼食後、しばらく消化の時間をとって、場合によってはYoutubeを見ながら室内歩行で消化促進を充分した後に、ほぼ決まった時間にソファに横になり、眠れても眠れなくても、30分ほど休むという新しい習慣が定着しつつあります。
このお昼寝の後がまた全然違うので、驚くようです。
その昔、若かりし頃、某有名大学の研究室で教授秘書のような単なる雑用係のようなアルバイトをしていて、院生の皆さん、お昼ご飯の後は、ほんの15分かそこらを死んだように、そこら中でお昼寝をなさっていました。理系でしたから、朝から晩までで、ハードだったに違いありません。
夜寝る時もそうですが、ほぼ決まった時間に、というのが私的には結構効きます。
体が覚えるのかなあ。。。
旅行前までの辛さが嘘のようなバランスの良い毎日で、これを死守したいこの頃です。
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時間を増やす
今回旅行に行って何が有難かったって、後になるとまた色々出てきそうなのですが、今一番助かっているのが、生活スタイルを一新できたことです。
始まりがいつだかも怪しい、長年ために溜めた疲れが全部チャラになったかどうかは?ですが、主観的には今回の旅行で完全にリセットされた感があります。
2日間はマジで寝込みましたが、その後は体力温存で寝られるだけ寝て、本当は帰国便では時差ボケ回避で一睡もせずに帰宅後バタンキューの予定だったのを、これまた寝られるだけ寝て、眠れなくてもとにかく寝てみたいな感じで羽田に降り立つと、疲れを感じなかったどころか(@@)時差ボケも無く、その日普通に寝た翌朝は普通に早く起きられて、それ以後、そのままです。
以前はどんなに早めようとジタバタもがいても、寝るのが午前2時過ぎ、ひどい時は3時で、疲れ切っているので当然まともな時間に起きられず、早く干さなきゃ〜と慌ててお洗濯に突入、バタバタしているうちにとっくにお昼は過ぎて…みたいな毎日でした。
これも気分の問題で、起床が遅くても、「ああ、よく寝たわあ〜、別にすることないし、ゆっくりしよ」みたいだったら、そのまま一日のんびりゆったり過ごせるでしょう。
そんな優雅なご身分ではないので、片付けるべきことは山盛り、起床した瞬間から唸りを上げてこっちに雪崩れ込んでくるみたいな…
たとえ途中で瞑想のリセットをかけたって、根本的なエネルギー、というか信念が「時間が足りない、間に合わない」なので、それがそのまま現実化するわけです。
何もトラブルは無いし、辛いことも無いのに、このストレスでかなり消耗していました。
今は普通に朝早く起きられるので=以前と比べてうんと早く起きられるので、その落差で、あれこれ片付いた後も、え?まだこんな時間〜!?みたいな毎日で、瞑想も、エネルギー調整から丁寧にできたりと、明らかに時間が増えた感覚があります。
早く起きる分、夜は全然ダメで使い物にならず、うんと早めに作業を切り上げているので、常識としては同じ分量の時間しかない筈ですが、エネルギー的には全然違う。。。
ゆったりした気分で時間が充分にあると感じられれば、時間は充分にあり、時間が無いと切迫すれば、時間は短くなってしまう…
これはストレスで押し潰されている時だって、充分にわかっていたことです。
起きた時からこんなに焦燥感と切迫感を感じたり作ったりしていて、どんだけ時間を圧縮しているか…と、よ〜くわかってはいても、うまく切り替えられませんでした。
旅行はもう散々して、いつも行く前は準備も大変だしもういいかな、と思う反面、日常生活の切り替えにこれほど効く事もなくて、やっぱり私には必須かも、というのが現時点での結論です。
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時差ボケ無しでした。
かなりひどい目に遭ってもおかしくない旅行だったにもかかわらず、有難いラッキーにたくさん恵まれたお蔭で、逆にえらくスムースに行って帰ってこれた印象があります。
行きもそうでしたが、帰りは一段とスムースで、特にPrescottからの帰りは飛行機も風の加減か異様に早く到着し、ちょっと化粧室に寄ってバゲージクレームに降りてゆくと、丁度私のスーツケースがこちらに向かって流れてくるところ、ターミナルは僻地の7・8で、シャトルバス乗り場も空いているし、バスがすぐに来て、ホテルにチェックインすると、到着がもう夜だったためでしょう、広々としたワンベッドルームにアップグレード。
一晩過ごすだけなので、これは重宝です。
特大のスーツケースをドカンと広げてそのままでも、まだスペースが有り余っていました。
羽田に降り立つと、長時間の移動にも関わらず、しかも病み上がりなのに全然疲れを感じず、驚きました。
行きに羽田でうろうろしていた時の方がよほど疲れていて、なんかえらくよく休んじゃったな〜(^^;)と呆れるようでした。
実際、その後のオンラインセッションでは、以前より清々しくなったなどとクライアントさんに言われ、それをまた電話で友人に伝えたところが、本当に声が爽やかになったなどとコメントされてしまいました。
旅行前にはどんだけドロドロだったんでしょう!?
多分疲れすぎていて、能率が著しく落ち、それをまた無理をしてなんとかしようとして、一層疲れていつまで経っても何も片付かず、何も終わらない、みたいな悪循環に嵌っていたと思われます。
この悪循環を断ち切れたことは、もしかすると今回の旅行の一番の恩恵かもしれません。
なかなか仕事が終わらず、毎日午後10時、11時になっても家事雑用などをしていて、完全な夜型になっていましたが、今は朝型で、涼しいうちに色々終わるので本当に有難いです。
余裕のある時には、バルコニーで朝食やお茶を楽しむこともできるようになりました。これ、結構最高です(^^)
ただし、アメリカとの時差とは関係ないんです。
若くて元気なケビンズイングリッシュルームのお3人がニューヨークへ行き、アリゾナよりはまだ距離がある分過酷だったかもしれませんが、帰国1週間後も時差からくる不調が残っていると言っていて、覚悟はしていたのですけど、ね。
なにしろ、後半、そして機内では体力温存で可能な限り寝ていたため、遠距離を飛んでも全く時差ボケがありませんでした。
これにはちょっとびっくり。
時差に関しては、西よりも東へ飛ぶ方がきついとよく言われますが、以前イギリスと何回か往復した際は、前後2、3日は時差ボケして辛かった記憶がありますし、ハワイに行った時もいつもかなり残りました。
おまけに、これは一体何が起こったのか、左の掌にできていたガングリオンは、出発前には確実にまだ存在していたのに、帰宅してふと消失しているのに気づいて驚愕しました。
友人宅に着いた頃から、何か物凄くエネルギーが変化し始めたのは感じていて、それが物理面にも影響したに違いありません。
まあ、エネルギー的には、行く前の私とはかなり離れた平行現実を生きている、ということになるのかもしれませんね。
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アメリカの健康志向の実力
個人的な偏見で、日本は世界一住みやすい国で、その国に面倒なVISAとかの手続きなしに一生住めると思って、いつも悦に入っています。
でも!
今回はその日本の致命的な欠陥、というか遅れすぎている事実の一つに直面する機会がありました。
以前紹介したNY vs LAという動画ですが、あの動画の中で、LAの女の子が「LAの人たちが一番不満に思っていることって何かな?」と聞かれて、「グルテンが世界中に溢れてるってことじゃない?」と答える場面がありました。
数年、ひどい食品アレルギー様の症状で外食不可だったことからすれば今は随分マシですが、それでも小麦は体、特に腸を荒らすことは変わらず、家ではグルテンフリーで、外食もあまりしません。
外食で小麦製品を完全に避けることは相当むずいでしょ?
稀に小麦製品を思い切って食べることがありますが、幸い以前のようなアレルギーに似たひどい症状(特に動けなくなるような倦怠感は辛かったな…)は出なくても、翌日から明らかに腸の調子が悪くなるので、それを覚悟してのことです。
ただ、気づいていないだけで、グルテンや麦類が合わない人たちはとても多い筈で、知人はたった1週間小麦製品をやめただけで、他は何もしないのに3キロも痩せたと喜んでいました。
グルテンは体に炎症を引き起こすため、精神的な諸症状にも関わっていると言われています。
それでも、日本国内でグルテンフリーを看板にしている外食店や惣菜店がどのくらいあるでしょうか?
グルテンフリーの代替食品は日本でもかなり手に入りやすくなっており、最近、行きつけのフランス系オーガニックスーパーで、遂にそこそこなラーメンの麺を買えるようになって狂喜乱舞でいただきました。
そんなんで、パスタやパンをグルテンフリーのものにして提供しているレストランもあることにはありますが、まだ激少です。
たとえ小麦製品の味とはちょっと違っても、そこそこ美味しいグルテンフリーの料理を安心してどこでも食べられるようになったらいいのに、とずっと思っていて、で、それがアメリカでは実に簡単でした。
友人の家でも98%はグルテンフリーよ、とあらかじめ教えてもらっていて、アーモンド粉の美味しいお手製のパンケーキをご馳走になりましたし、冷蔵庫にはベーグルやパンが入っていました。グルテンフリーのベーグル、食べたかったんですが、発熱したりして、こちらはいただき損ねました。
そして圧倒的な落差に打ちのめされたのが、一緒に行ったカフェでのことです。
居心地の良い素敵なお店でしたが、LAからオンボロ飛行機に1時間以上も乗って着く、内陸の小さな町の可愛らしいメインストリートにある、どうってことのないカフェです。
ハイキングの帰りに疲れて3人で雪崩れ込み、名物のバーガーをいただきました。
で!何でもなくグルテンフリーのバンズが用意してあり、友人と私はグルテンフリーのものを注文しました。
家で食べている冷凍で取り寄せる米粉のバンズは、悪くはありませんが、米粉特有のもちっとというか、ねちっという感じが、小麦パンをトーストした時のカリッとした食感とかなり違うので、ちょっと残念と言えば残念です。
それと米粉の限界か、普通の大きさのバンズからするとかなり小さい。。。
ところが、ところが!
こちらのお店のバンズは、小麦のものと大きさは勿論、味も全く遜色がありませんでした(@@;)
アメリカンサイズですから、私には多すぎるランチでしたが、もう当分は二度とこんなに美味しいバンズにありつけないかもしれないと、パティよりもバンズに執着して完食してしまいました(^0^)
うますぎ…
でした…
そして、LAからその田舎町に飛ぶのに、久しぶりにこんなにボロい飛行機に乗ったよ(一応ジェット機)、と思うような機材でも、SkyWest United Expressのサービスは良くて、短時間の国内線なのに、飲み物に加えて小さなおやつが配られました。
ジャンクな袋菓子系に見えたので、遠慮しようと思ったら、これ以上感じの良い客室乗務員がいるだろうか!?みたいな女性がニコニコでカゴを差し出してきたので、断れずに一つ摘んだら、「あら、もう一つですよ〜 ^^」というので計2個をゲットして、実は帰国してから食べてみたのですが…
一つはキヌアでできているちょっと大人なダークチョコレートがまぶって、アメリカの物とは思われないような上品な甘みのグルテンフリークッキーでした。
もう一つは、日本でも時々食べるフルーツ&ナッツバーで、これまたグルテンフリーの正真正銘ヘルシーなおやつです。
へええええええ(@@)
ニューヨーカーからは意識高い系の嫌な人たちみたいな言われようの西海岸ですが、私にとっては本当に有り難く、そのニューヨークでも、グルテンフリーのご飯にありつくのは簡単だと聞いています。
日本よ、そろそろ重い腰を上げて、グルテンフリーに一定の領土を与えてくれ〜!!
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