太平洋の向こう側で、人々は知恵に満ち、助け合って幸せでした その2
次です。とある村のホテルのウェイターさんの紹介で、村の名人に会うことになりました。
とんでもない坂道を自転車を押して苦労して登ると、なんということもないコンクリートの粗末な家が見えてきました。手を叩くと名人が出てきます。なんだか素晴らしくご機嫌ちゃんな、ニコニコして楽しそうな名人です。。。でも、何の名人?
建物の中に入ると、わかります。彼は手織りの名人でした。2001年の経済危機で仕事を失い、途方に暮れましたが、自分で機織り機を手作りし、村の牧畜家から毛糸を買い、自分で染めて織り始めたら、なんと村を代表する名産品に…。
「自分の家族を助けるだけじゃなくて、山奥の農家からも毛糸を買ってあげられるし、村の役にも立つから」という名人に、佐野さん心底びっくりしてしまい、「どうして、そんなに人のことまで考えられるんですか?」と正直な質問です。
「自分ひとりじゃ、誰も生きられないよ」
ここでまた佐野さん泣いてしまいます。名人はちょっと驚いた様子ですが、優しく肩を叩いて、ハグです。
ここでは、まだ「あれ?なんかへんだな〜」と思っただけでした。
でも、とうとう決定打が来ます。
つづく♡
とんでもない坂道を自転車を押して苦労して登ると、なんということもないコンクリートの粗末な家が見えてきました。手を叩くと名人が出てきます。なんだか素晴らしくご機嫌ちゃんな、ニコニコして楽しそうな名人です。。。でも、何の名人?
建物の中に入ると、わかります。彼は手織りの名人でした。2001年の経済危機で仕事を失い、途方に暮れましたが、自分で機織り機を手作りし、村の牧畜家から毛糸を買い、自分で染めて織り始めたら、なんと村を代表する名産品に…。
「自分の家族を助けるだけじゃなくて、山奥の農家からも毛糸を買ってあげられるし、村の役にも立つから」という名人に、佐野さん心底びっくりしてしまい、「どうして、そんなに人のことまで考えられるんですか?」と正直な質問です。
「自分ひとりじゃ、誰も生きられないよ」
ここでまた佐野さん泣いてしまいます。名人はちょっと驚いた様子ですが、優しく肩を叩いて、ハグです。
ここでは、まだ「あれ?なんかへんだな〜」と思っただけでした。
でも、とうとう決定打が来ます。
つづく♡
- 何でもなくて天国な日常
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