虹の輝き
この世界で自分自身を愛することが難事業になるのは、充分筋が通った話です。
自分の本当の気持ちを表現することを、私たちは乳幼児の時点で禁じられます。そうですよね?
自分の好き嫌いよりも、親や学校や社会の好き嫌いが優先され、自分を殺してそれに合わせられる人が顕揚され、そうでないと落ちこぼれたり、悪くすると社会から弾き出されます。
適応力がありすぎて、良い子、良い生徒、良い人になれたグループが幸せかと言えば、自分自身を無視するスキルに長けていてね、どうなるかって、あたしを見てくださいな。
大変結構なうつ病を十年以上なさって、挙句の果てに、半生の努力を傾けて作り上げた殆ど非の打ち所の無い大変結構な人生を、一旦リセットしないと生き延びられませんでした(^^;)
とはいえ、私たちが犠牲者だと言っているのではありません。
私自身、記憶が戻ってきちゃっているので、生まれる前にノーテンキな誰かさんが、めちゃめちゃ大変なことになるのを承知で、幸福感とワクワクに満ち満ちてこの人生を選択したことについて、他の誰にも責任をなすりつけられないことはよくわかっております(^0^;)
宇宙の非常識が徹底しているこのクレイジーな世界でこそ体験できる、貴重な出来事の数々を、私たちは自ら望んで選んできているのです。
いずれもっと多くの方たちが、話に聞くだけでなく、自分の微かな記憶としてでも思い出すことができれば、ものすごく世界は変わるでしょうね。
苦しいことがあっても、それは何かかけがえのない貴重さを含んでいて、嘆くことよりも、そこから得ようと計画してきた宝探しにフォーカスすることで、辛さは軽減するでしょう。
押し付けられた苦痛ではなく、自ら選んだチャレンジだと理解できれば荷も軽くなるし、乗り越える時間も労力も減ります。
そうは言っても、以前はこの手の智慧も知識も無く、散々苦しんでしまったことで随分傷がついているため、浄化にはうんとこさ時間がかかっています。
それでもやればやっただけのことはあり、そうでなければ十年単位でなど、とても続かなかったでしょう。
そして、こんなに晴れ晴れとした喜びを味わうことも無かったでしょう。
何がなくても、自分自身を愛せて、労って、可能な限り好きにさせてあげることができる、口で言うのは簡単でも、この世界で自分を殺すことにものすごく長けた人がここまで来るのには、長い物語がありました。
クリスタルの中の傷に、光があたると美しい虹になります。
私たちの中には、数えきれないほどの虹があり、それが日に日に光が強くなる時代に、一斉に輝き始めているのです。
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