帰ってまいりました(^^)
思いがけず、大変長いお休みを頂いてしまいました。
例の友人夫婦を訪ねるアメリカ旅行で、20年ぶりの再会を果たすことができました。
予想外の珍事に見舞われ、予定とはだいぶ違ったものの、何か不思議に濃い経験をたくさんすることができました。
実はコロナに感染して、後半は友人宅で療養生活をしたのですが、友人自慢の広々とした美しい家で、バスルーム付きの高級ホテルの一室のような部屋で、乾いた大地や星空の素晴らしい眺めを楽しみながら、日がな一日ゴロゴロして過ごすという…
もし自宅で療養生活をするとなると、一番の問題は飼い鳥です。
私が体調不良で苦しんでいる時ほどうるさく面倒な鳥になられるので、いつもとても苦労します。
この厄介な家族もいないし、家の世話もする必要がなく、友人には申し訳ありませんでしたが、極楽のような療養生活でした。
2日間は食欲も酷く落ちたものの、彼女がたくさんオーガニックのフルーツを用意してくれたのを、幸味覚や嗅覚に異常がなかったため、美味しくいただいて体力を落とさずに済みました。
実は、旅行前に親しい美容師さんからコロナの体験を聞いていたのですが、それと友人夫婦も数ヶ月前に罹患していて、このお3人と症状は全く同じで、2日ほどは熱や痛みで辛くても、驚くほど急激に回復しました。
過酷な季節のセドナへのハイキングもあるので、充分に体調を整えてと思っても、それまで蓄積した疲れを解消するどころか、一層蓄積を重ねて疲労困憊の状態で行き、空港に着くと100人に1人もマスクをしていないのに圧倒されて、マスクを外してしまいましたからね。。。
日本の常識は世界の非常識と、これまでの経験でよくわかっていましたが、口を覆いもせず、堂々と高らかに咳き込む方の正面にいたのが私で、その3日後の発症でした。
ただ、熱が出始めて一番初めに胸の奥から湧き上がった思いは、安堵でした。ようやくこれで休める…って、本当の望みが叶っちゃったわ…と苦笑いするしかなかったです。
セドナに行けなかったのは残念でしたが、実はこれも、熱を出すことになる日の昼間、友人夫婦の案内で近くの美しい森に囲まれた湖と、セドナのような乾いた大地に囲まれた湖にハイキングに行っていて、勿論午前中のまだ涼しい時間帯、それも多少は緑がある場所でもかなりキツかったため、セドナに行くのを躊躇う気持ちが芽生えていました。
絶景のテラスにファイアーピットやホットタブまで備えた友人の家の居心地があまりに良いので、ここでゆっくりしていられたらいいなあ…なんて思っていたら、本当にそうなってしまいました(^^;)
というわけで、贅沢な隔離生活を過ごしたことについては不満はありませんが、唯一今回の旅行で残念だったのは、一つもお土産を買えなかったことです。まあ、円安のきつい期間に当たっていたので、これもラッキーということにしておこうかね(--;)
その他は、あれこれ変則でもとても恵まれた旅行だったと言えます。
なにしろ、あの悪名高い空港で、奇跡のようなラッキーにも恵まれてスムースに移動できたことなど、今考えてもちょっと不思議だったりします。
これからしばらくこの旅行について書きますね。
- 何でもなくて天国な日常
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