外側だけ変えても…
ドイツ人女性が千万単位の高価な外科手術を経て、脚を14㎝ 伸ばすことに成功した喜びをインスタグラムで公表したところが、否定的なコメントが相次いだためにひどく傷ついている、という記事を読みました。
原文は確認できませんが、毎日新聞の記事をそのまま引用すると、彼女は「自分の脚に満足して幸せだ」と語る一方、「(批判には)とても傷ついている。手術でようやく昔のトラウマを乗り越えたのに、なぜこんなに多くの憎しみにさらされるのか」と話したそうです。
理由については、中学生の時に仲間外れにされた痛みを乗り越えるためと当初は語り、その後で本当は背が高くてスリムな女性を好んだ元夫の求めに応じたものだったと話したそうです。
あるいはもっと別の理由があったとしても、本質的には、ありのままの自分を拒絶されて憎まれたり受け入れてもらえないという、強烈な痛みがあったことは容易に想像できます。
脚を長くすることは外側を変えることにしかなりません。
内側の痛みをそのままにして、自分が経験する世界を変えられないのが宇宙のルールですが、まだこの世界の常識になっていません。
憎まれ受け入れられなかったという内側の痛みが手付かずで残っていれば、外側にどんな働きかけをしても、同じように憎しみを人生に投影して体験することになるでしょう。
外側を変えようと一生懸命に働きかけて、内側には全く手をつけないという、この実り少なく、時に過酷で辛いやり方は…
もうやめておいたらええんちゃう?
貴重なこの経験をシェアしてくれた彼女に感謝します。
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