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フツ―で不思議な楽しい毎日 6次元に定着するための/6次元を定着させるための覚え書き

オカメなハート



だから、一人で出かけたって大丈夫なのよ☆

昨日駅前の坂で、ちょっと大きな音がしたので見ると、シニア男性が向かいの歩道でひっくりかえっていました(@@;)

車道を渡ろうと左右を見ると、中年男性が同じようなことをしていて、一緒に駆けつけました。

横にバイクが停まったと思ったら、仕事中のウーバーイーツの配達員のお兄さんも来たり、5、6人が集まって介抱することに。。。

幸い意識はあって話はできましたが、ちょっと妙な具合でした。

骨折しているといけないので、動かないようにと誰かが言い、横の男性はバッグを枕にしてあげましたが、それでも起き上がろうとして、ちょうど背後にいた私がソファよろしく彼を支えることになりました。

他の人は、彼が放り出した杖とバッグを持って来てあげ、手を擦りむいてひどく血が出ていたので、私はティッシュを数枚丸めてその手に押し当てました。

誰かが救急車を呼び、家が近いから帰りたいと言う男性に電話番号と名前を聞いて、他の人が電話をしたところが違うと言われて気づき、全員が口々に、ここは川崎だから市外局番が違っていますね、と言い合いました。

転んだところを見た人は、転び方がおかしく、つまづいたのではないようだと言っていて、もしかしたら内臓に問題が生じたのかもしれません。帰りたいからと動こうとしても、支えられながら座っているのが精一杯で、何か異常が起きていることは明らかです。

幸いコロナの逼迫も無いので、救急車で病院に行くのが正解でしょう。

私は約束の時間がギリギリになってきたので、他の方達にあとをよろしくお願いしますと言って、ソファ役も代わってもらい、背後からどうぞお大事に、と声をかけると、意外にもはっきりとした声で「ありがとうございました」と言う返事が返って来ました。きっと大丈夫だったと思います。

歩き始めてすぐに、背後に救急車のサイレンが聞こえて、思わずニッコリしてしまいました。

トランシットの金星が12ハウスに入ったばかりだったので、人に何かご奉仕をする機会が回って来たのかもしれません。

奉仕と言っても大したことをしたわけでもなく、出したエネルギーよりも受け取った方が多かったです。

何人かの方とご一緒に、連携プレーで転んだ男性のお世話をすることになりましたが、それはそれは満たされる体験でした。

思いやりや温かいエネルギーが複数の人によって倍々ゲームになり、その温みを私もまた受け取ることができました。

まだ父が生きていた頃、最晩年の体の衰弱で「一人で出かけると何があるかわからないから」と言うので、「このあたりの人たちは皆んな親切だから、大丈夫よ、出かければいいのに」などと答えた覚えがあります。

それを思い出し、駅に向かいながら、心の中で「ほらね、ぱぱ、見たでしょ、一人で出かけて転んだり具合が悪くなったって大丈夫なのよ!」と語りかけました。

ふと、父の決まり悪そうに笑う顔が見えたような気がしました(^0^)

  1. 何でもなくて天国な日常
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プロフィール

 L

Author: L
メインのキャラクターは、瞑想・哲学・隠遁系と言われているシリウスB。


オカメインコ教(狂)信者。

海外に一人でふらふら行ったりもします。これまでに訪れた国と地域は、あとちょっとで30。まだまだ行ってみたい場所多数。


著書(著者名 tomoko)

『あなたの「うつ」の本当の理由』(文芸社 2012.7)
『あなたが愛されない本当の理由』(文芸社 2013.10)
『あなたの人生がうまくゆかない本当の理由』(文芸社 2013.10)

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