共感の癒し
人生で一度かそこらの大イベントを終えて…
やはり相当調子、狂っているのだと思います。
量は1杯やそこらでも、毎日のようにワインを飲んでいたので、脳細胞がかなりの数お亡くなりになったのか、頭も動きません。
家事雑事は普通にできるので気づきませんでしたが、昨日リマーナすずさん(ブログ「毎日がチャンス日!」)のウェブ講座に参加して、脳が鉛のように重くて往生しました。西洋占星術ってね、頭使うんですよ、うんと!
昨晩遊んだオラクルカードでは、現在の位置に、燃え尽きそうなのに気づいていない(@@)なんて、背筋が寒くなるようなブツが出てしまった。。。
とはいえ、以前ひどい心身の不具合を年単位で経験したせいか、あまりピンと来ませんが、どこかでアラームが鳴っているのは感じます。
精神的にも最後はきつかったです。
実家が更地にならずに人手に渡ることとなり、心底感謝でしたが、16年も住み、その後もしょっちゅう訪ねて、両親の形見のような家と庭には深い愛着があり、手放すにはそれ相応の葛藤がありました。
執着ほど重かったかどうかわかりませんが、毎日のように並木さんに教わった象徴を使って、実家を握りしめないように手放しのワークをしました。
実際、私がエネルギー的に握りしめていたら、売れる物も売れなくなる可能性がありましたからね。いつも内面のチェックとお掃除は大切です。
おかげで、引渡しはスムースに済みましたが、その数日前からは、最後のお別れの辛さでかなりめげました。
引渡しの前日、最後に残った掃除用具などを引き上げるので実家に行き、お彼岸だったので、前日作ったおはぎを持参して、お家と一緒に食べました。
両親も私も大好きだった小さな庭の植物たちに、残すことができて本当に嬉しい、これからもみんな元気でね!とお別れを言うと、子供たちの歓声のようなエネルギーが感じられました。ちゃんと気持ちは通じたみたい。
よく晴れたきれいな日で、最後の最後までお庭を堪能してから、名残を惜しみつつ実家を後にし、予約しておいた美容院へ行きました。
美容師さんがボートレースファンで、100円を4万4千円にしたなどと聞いて、雄叫びをあげながら二人で盛り上がった後、鈍い男子だと思い込んでいた彼が珍しく「お疲れですか?」みたいな事を言うので、実は…とさらっと事情を話すと、彼も高校生の時に実家を建てなおした時のことをシェアしてくれました。
古くて汚くて、さっさと建て替えればいいのにとずっと思っていたのに、いざ解体されるのを見た時は泣いちゃったそうです。
不思議でした。
こんな深い心情的な話を彼とするのは、正真正銘初めてで。
そして、共感のパワーをしみじみと感じました。
詳しい話をしなくても、似たような体験がある事で、痛みや深い感情がたちどころに理解される…人間は人の間に生きるもの、一人一人で別々のようでも、やっぱり一人じゃないのかも、ね。
- 何でもなくて天国な日常
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