父の想い
先月、延べ4日をかけ、実家から大型家具や雑多な物を業者さんに出してもらい、99.999%片付いた時点で不動産屋さんと契約をしたら、その翌日から内覧が入るということで、慌てて最後の整理をしていた時のことです。
引き渡しまでに空にすればよいので、まだ買主も決まらないうちから焦ることはないのですが、さっぱりきれいになっていればそれだけ印象も良いだろうとあたふたと片付け、一階の和室の押入れに最後まで残っていた敷き紙の包装紙を捨てようとペロっとめくったら、金包みが出て来ました。
御礼と印刷された紅白の包みに、父らしき筆跡で苗字が書かれていました。
中を検めると、5千円の金券が…
(@@)
その和室は父の寝室でした。
両親亡き後、後始末をするのは私しかいません。
父の気持ちだったのでしょうか?
父はリスのような習性のある人ではなかったので、そんな所に金包みを仕込んだとすれば、間違いなく私宛のメッセージです。
でも、なんで5千円よ!?
しかも金券でさ…
もっとも父は、誕生日などにはよく金券をプレゼントしてくれましたけれど。
不思議なのは、本当に最後の最後までそんな物が残っていることに気づかなかったことです。
そして同じ日、最後まで動いていて便利だったリビングの掛け時計も止まりました。
終了ってことでしょうか?
もっとも、まだ往生際悪くお掃除を、と思っていたり、庭の手入れや道路に落ちた落ち葉掃き、そして実家から持ち帰って自宅の部屋に積んである物の整理などなど、まだしばらくは作業があります。
それでもやっぱり終わったのでしょうね。
今は終わった実感がありませんが。
奇妙なことに、こうして自宅でくつろいでいると、1年2ヶ月、煩雑な手続きを含めれば1年と4ヶ月の信じられないほどの大仕事を集中的にしたという実感がイマイチ薄くて混乱します。
7月、月が変わった途端、そうめん流しのようにスムースすぎる流れに乗ってどんどこ作業が進み、蒸し暑さはさすがにこたえて、時々軽い心不全様の症状が出て焦ったものの、精神的に辛いということがなく、なんか自然と出来ちゃったみたいな…誰かがやってくれたみたいな…
それとも、一種のショック症状でしょうか?
実は、前のブログに登場なさったヒーラーの方にも同じような話があって、服のポケットにそのままお札を入れていたお祖父さんが亡くなった後、ヒーラーの方のお洋服から入れた覚えのない5千円札が出てきたそうです。
金額まで同じでね、なんなんだか。。。
ということで、面白い話第二弾でした (^0^)/
- 何でもなくて天国な日常
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