笑ってちょ
見渡せば足の踏み場もなかりけり災害後かと見がまう実家(@@;)
元歌は、新古今和歌集収録の藤原定家の和歌
見渡せば花も紅葉もなかりけり浦の苫屋の秋の夕暮れ
です。
去年の春は本当にこんな感じで、どこから手をつけてよいやら途方に暮れるばかりでした。
大量のお茶碗が割れて散乱しているなどはさすがにありませんでしたが、台所では何かから(後で封を切った蕎麦だとわかりました)小さな蜘蛛がわいて、行くたびに台所の床がどんどん虫だらけ、その虫の○○○だらけになるという惨状も。
大量の観葉植物や蘭などが枯れて、床は一面の落ち葉で埋め尽くされてる。
マジで、悪夢。
夏に作業スペースを確保するため、一度廃品処理業者を入れ、それ以来45Lのゴミ袋を200個くらい、駐車場を半分以上埋め尽くすほどのてんこ盛りで2回粗大ゴミも出しました。買取業者も3回呼び、重くてゴミ捨て場まで運ぶよりマシと、ほとんどお金にならないレコードや古書を宅配便で送り、大勢の親戚友人知人に未使用の新品、良品を送りまくり…
でも、全然、終わんない!
今日も名刺や住所録、うん十年分の家計簿など、そのまま捨てられない紙類をシュレッダーにかけて、ミックスペーパーに出せるようにまとめ、数時間です。
それでもヘルパーさんをお願いしたり、クライアントさんが有難い自主奉仕を申し出てくださったりで、随分マシになりましたが…
働けど働けど作業尽きることなしぢっと手を見る
(石川啄木 働けど働けど我が暮らし楽にならざりぢっと手を見る)
もう笑うしかありません(^^;)
- 何でもなくて天国な日常
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