手放す前に必要なこと
まだ完全にお掃除は済んでいないので、というより、Lさんが残っている限りは、100%終わるということはないのかもしれません。
親からの性的虐待を受けていた人のインタビュー記事を読んだ際、私の背中にV字型に食い込んでいる黒々としたバンドのようなエネルギーに気づきました。
私は性的虐待ではありませんが、精神的虐待を幼い頃から成人後まで受け続けたので、虐待の種類によって傷の深浅は違うでしょうが、当事者が感じるどんなに嫌でも逃げられない苦痛と無力感はよくわかります。
母の場合は全く無意識、無知からしていたことで、私が内面を整理して母を受け入れ、愛せるようになってから、初めて自分がした事を理解して、謝って欲しいとは既に思わなくなっていたのに、可哀想なくらいに狼狽しながら後悔と謝罪の言葉を伝えててくれました。
それ以前から、親子関係はとても良くなっていましたが、関係自体が癒されて問題が無くなったとしても、刻み込まれたエネルギー自体は別にヒーリングをしないと手放すことができません。
ただ、恐怖は幻想で、自分次第でどうにでもなるという体感が確立している時、体に食い込んでいようがなんだろうが、手放すのに苦労はありません。
手放すことが容易なのには、全てを受け入れることが容易になったからでもあります。
拒絶したまま捨てようとしても、エネルギーは「うん」とは言わないので、一旦愛して=受け入れないと、仕事を始めることすらできません。
ネガティブな出来事や記憶を受け入れる、それは自分の人生すべてにイエスを言い、その価値を本当に理解した時に感じる有り難さがないと、難しいかも。。。
世間的な幸不幸の向こうにあるものが見えるようになれば、簡単ですが。
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