手放せたかも
父の友人からの国際電話で一緒に泣いた日の翌朝、象徴的な夢を見ました。
新百合ヶ丘の実家に引っ越す前まで住んでいた団地で、なぜか実家よりはよほど好きなので、今も訪ねてみたいと思うことがあり、夢でもたまに見ます。今回は久しぶりの登場でした。
その団地は裏に大きな駐車場と道路を挟んで、別の区画の団地になっていましたが、その北側の窓から別の区画の団地の真向かいの部屋を見ていました。
その部屋は空き家で、電源の入っていない灰色の冷蔵庫のドアが半開き、その前には大きなネガティブな感じの黒いスーツケースがありました。
そのスーツケースは父の物だと思っていて、置いてきちゃったけどよかったかな。。。などと夢の中では思っていました。
冷蔵庫もグレーなら、建物もグレー、画面もグレーっぽくてやや陰鬱でした。
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目が覚めて思ったのは、ようやく心の整理がついた、ということです。
冷蔵庫は空でしたから、もう父と今生で経験すべきことは全てして完了している、そして父の移行に伴う重いお荷物のような感情(黒いスーツケース)は手放せばよいだけです。
父は目出度く(羨ましい!)故郷へ錦を飾り、私も父を見送った後の、別の人生にお引越ししたわけです。
私のルーツは変わらなくても(=私がいたのは小さい頃に住んでいた部屋)、人生の模様替えは完了です。
「失恋と同じだった」と心の整理がついた途端こんな夢を見て、「整理完了」と、ちゃんと答え合せしてもらえました。
夢は、情報ゲットに不可欠なお役立ちツールです。
でしょ?
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