感覚の麻痺
緊急事態宣言の発令中、何が辛かったって、ひどい倦怠感と全身的な不調で、原因がよくわからないまま、それがじわじわ悪化してゆくことでした。
慢性疲労症候群では重症になると寝たきり、さらに悪化した場合、自力では寝返りも打てないという(--;)
それに比べたら随分マシでも、長時間寝た後だけ、短時間普通に動けるので、眠剤だの安定剤を入れて強制的に眠り、市の防災無線で毎朝10時きっかりに「緊急事態宣言発令中でどうとか」という全然緊急っぽくないのどかな放送が童話の世界のように聞こえて来て目が覚め、血圧を上げるためにヨガだのストレッチを布団の上でして起きると…はりゃ?12時過ぎ(@@;)
慢性疲労症候群の人は、起床時間を気にしてよく眠れなないのはNGで、目覚まし時計はどこかに隠しておくように、という記事をネットで読むことになるその朝(正確には昼)、なぜか布団の横が定位置だった時計が壊れていました(@@)
思えば、去年の12月初めにひどい風邪をひき、1月元旦にインフルだかコロナのK型だかに感染して、それぞれ半月以上外出できず。。。
2月の末からは自主封鎖を始め、さすがに父のことで4回ほど外出しましたが、後は今日まで出かけていません。
川崎市から表彰状が来そうですが、なんのことはない、ゴミ出しにマンション前まで行くのが精一杯、お上の制限などかからなくても、こっちの都合で出られませんでした。
もともと家にいるのが超好き、ホロスコープチャートでも月がちょこっとDscの上に顔を出しているくらい、あとの個人天体はみ〜んな仲良く地下に潜っています。
お隣のお友達が「ね、辛かったら言って、ゴミ出しするから」とまで言ってくれましたが、お願いする前に立ち直れた。。。
日本のお役所が東南アジアのように緩くなっているお陰で、諸手続きも電話やネットでできることだけで、後は今に至るまで放ってあります。
夜まで通しで起きているられるようになったので、そろそろお役所まわりなど、と思ってガイドに聞いたら…
へえっ(@@)
まだ全然早いと、もうしばらくはゆっくり休養だそうです。
と、ここまで書いて来て、一番大切なことをお伝えします。
感覚の錯覚を甘く見てはいけない、ということ。
私がここまでひどくしてしまったのは、じわじわと悪化する過程が年単位で、いかにひどい状態かということを認識できなかったから。
そのひどい状態の日常化で感覚が鈍化していて、ガイドからすればまだまだの健康状態なのに、ほぼ健康だと感じてしまう。。。
今回ほど、感覚的な麻痺の危険を痛感したことはありませんでした。
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