コインの表と裏
一種の非日常で、敏感になっているせいか、無意識に備蓄していたエネルギーにも気付きやすくなっています。
新型肺炎は怖くなくなっても、あ、また恐怖のエネルギーだ、みたいな気づきが多くなりました。
対象はいくらでもありますからね。
恐怖を生み出す構造ごと解消しないと、本当は無理なのかもしれません。すごくちょっとしたことなのですが、背中がこわばったりする感覚で、今は即気づけます。
こういうことを有り難がるのは、一般的には理解されないかもしれませんが、共感する人たちには、これが絶好のチャンスとして感じられることでしょう。
今回の大騒動、コインの表と裏では、随分印象が違って見えるのではないでしょうか?
父は引退するまで貿易の仕事をしていて、その関係で韓国と台湾の方達を個人的に知っています。あれこれ言われていても、あの国にはこんなに立派な人たちがいるのだから、といつも思っていました。
でも、中国には直接の知人は皆無。。。
香港には何回か行き、親切にしてもらったり良い印象を持っていましたが、中国には大気汚染などの問題からどうしても足が向かず、実態も知らない上に全く興味も持てないままでした。
それが、今回の騒ぎでネットに溢れる一般市民の情報を見て、初めて、あ、同じ人間なんだ…と実感(遅すぎ?)。
テレビのキャスターでしたか、中国人は世界に頭を下げなければいけないというコメントを出して、袋叩きにあったのは気の毒でしたが、他にも世界に申し訳ないという思いを抱いていたり、日本の状況を心配してくれる人たち、実際に海外への支援を始めた人たちも。
市民レベルで、こんなにお互いが通じ合ったことは、かつて無かったのではないでしょうか?
友達と呼び合う人たちは、決して戦いを交えようとはしないでしょう。
コインの表と裏、どちらを見るかはその人の自由なので、私は幸せでいられる方を選ぼうと思います。
- 何でもなくて天国な日常
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