年の初めにって、もう半月経っちゃいましたが。。。
元旦早々、病院行きの父の付き添いでタクシーに乗った時のこと、私よりも少し年配で、感じの良い丁寧な運転手さんに当たりました。
父はえらくおしゃべりな質なので、タクシーに乗れば必ず運転手さんとおしゃべりが始まります。運転手さんは退職後に、高齢のお母様の介護のために自宅を離れてご実家で同居を始められたとか。
融通の効く仕事になったとはいえ、仕事をしながらの介護のご苦労は大変なようでした。
父を先に降ろした後、「元旦から大変ですねえ」のような話から始まり、お互いの苦労話で盛り上がりました。父とは違い、普通は運転手さんとおしゃべりしたりしないのですが。
まだ運転手さんはクラッシュ未経験、私自身の経験をお話しして、くれぐれも無理をしないようにとお伝えして駅で車を降りる段、運転手さんが「色々お話しできてよかったです。とても楽しく仕事をさせていただきました」とニコニコでおっしゃいました。
全く見ず知らずの他人同士でも、同じ苦労を介して、短時間でも、忘れられないような深いコミュニケーションになることもあります。
「人生、悪くないなあ」とほのぼのした思いがしばらく続きました。その後からはちょっとお…!!でしたが、元旦に関して言えば、なかなか良い年始でした。
- 何でもなくて天国な日常
- / trackback:0
- / comment:0
- [ edit ]