仮面の告白
「肉付きの仮面」だから取れなくなっちゃった、みたいなことを書いたのは三島由紀夫ですが、いえいえ、どんな仮面でも取れますよ〜 ^^
人が仮面をつけるのは、ありのままの自分では受け入れられない、愛されないという恐れからです。
そうです、その恐れを手放してしまえば、仮面は自動的に落ちるか、着脱自由になります。
そのままでは受け入れられない、と信じているのは自分なので、それが周囲に投影されているだけです。
いつの間にか作り上げてしまった価値基準で自分を切り刻んでいるのは、ほかならぬ自分自身で、決して他者ではありません。
家庭でも学校でも社会でも、後天的な「こうあるべき」の仮面を強制され続けるのが普通な世界で、自分が仮面をつけていると気づくのさえ、困難かもしれません。
自分だと思ってたけど、ただの仮面でしたっ(@@)
というのは、いささかショッキングかもしれませんが、早いうちにこの仮面の正体を見破る必要があるでしょう。
仮面でも「肉付き仮面」くらい密着していると、確かに、それを外すのは時間もエネルギーもそこそこ必要になります。
なんと言っても、恐怖という面倒なエネルギーの世話を、せっせとしなければなりませんので。。。
でも、その受け入れられない、愛されない、本当の自分は無価値だという恐れが出てきているのなら、ワークはむしろ簡単。
仮面で生きている自覚がわずかでもあり、こうした恐怖感、あるいは不快感が無いのなら、それは仮面を外そうとしていないからです。
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