No thanks!
以前は「良い人」の病が重く、嫌でも顔に出さずに我慢するのが普通、疑問に思うことすらありませんでした。生育歴から来る軽い対人恐怖もあり、人の機嫌を損ねるのが恐かったこともあります。
これがどんなに健全な自己愛に反しているか、このブログをお読みいただいている方にはよくお判りかと。
一朝一夕に成った訳ではありませんが、いつからか「良い人」病を卒業していて、バランスが取れてきました。
先日も、ドロドロに疲れて3時過ぎに駅前の大戸屋で遅いお昼にようやくありついたそこへ、かなり年配の女性が、スタッフの親切な女性にしがみつかんばかりに、どうでも良いことをあれこれ喋りながらやってきて、私の隣のテーブルに着きました。
典型的なバンパイヤのエネルギーなので、とてもわかりやすかったです。
早速ゲーム開始!
席に着くなり、こちらに何か話しかけていらっしゃる。。。
こちらは疲労困憊モード。。。
以前なら、微笑んで話を聞いたり相槌を打ったところですが。。。
疲れ果てていて、聞こえないふり(^^;)
ご婦人のおしゃべりは、スタッフがオーダーを取りに来るまで、ボソボソとした独り言になりました。
ゲームオーバー!
勿論、私自身にも責任があるんですよ。
その前の手続きで、致し方ない場面ではありましたが、多分聞かなくてもいい話を聞いて疲れていたところでした(爆)
鏡の法則って。。。
しばらく前ですが、ダーツの的にされるのをかわしたこともあります。
アートセンター前のバス停で、iPodで音楽を聴きながらバスを待っていました。
年配のご婦人が先にバスを待っていて、何か大きな声でこちらを向いて言っているので、イヤホンを外して話を聞くと。。。
このバス、全然来ないじゃないの(プンプン)!
いえ、この時刻表はちょっとスケジュール的に無理で、いつも数分は遅れますよ。
遅れすぎよ(ブリブリ)!!
この前のバスに乗れそうだったのに、目の前で行っちゃって、ほんと〜に不親切でしょっ(激おこプンプン)!!!
ここで、私はご婦人に微笑みながら、ゆったりとイヤホンを付け直しました。
この時も、私自身が何かイライラするようなエネルギーを抱えていたに違いありません。そうでなきゃ、エネルギー的にシンクロしません=関わりあいませんから。
でも自分自身のエネルギーを手当てする責任はあっても、彼女のお荷物を持つ必要はないし、ましてやダーツの的よろしく、激怒のエネルギーを受け止めて差し上げるのはお節介というものです。
おそらく、その女性はこんな風にかわされたことがなかったと見え、バスに一緒に乗る時にはちょっと驚いたような、またエネルギー的にかなり縮んだ様子に見えました。
最初からノーを言うのが平気な人からすれば、何を当たり前なことを、と思われるかもしれませんが、人と自分との間に健康な境界線を自然に引けなかった私にとっては、辛いこともうんとあった精進の末の成果でした。
そしてきちんとノーを表現できなかった頃は、この手のことで年中ストレス塗れでしたが、今はもう滅多にありません。
打つべき手を打てば、自分も人生も絶対に変わります。
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