蝶々という選択肢もあったんですけど。。。
お通夜では父方の親戚が中心でしたが、告別式では、遠方からの母方の親戚も勢揃いしたせいか、母はとても嬉しそうにしていました。
私は、母が亡くなる前日まで体調絶不良だったのに、ショックでスイッチオン状態に。。。
葬儀社の方によれば、遺族は皆さん葬儀の間はナチュラルハイだそうで。
ハイにならなきゃやってられないので、誰か助けてくれるのでしょうか?
読経が始まって急に神妙になった母に、心の中で思いっきりハイな調子で声をかけると、「お経をあげてもらっているのだから静かにしなさい」と叱られてしまいました(^^;)
その感じが生前そのままで、苦笑しました。
肉体が無いだけで、本人に違いないのですから当然のことですけれど。
告別式の最後、担当の方のナレーションの最中、突然小さな蛾が祭壇の前に現れ、パタパタとまあるく飛び回ったと思ったら、最初に母方の親戚一同の上を飛び回り、続いて父方の親戚上空、もう一度最初と同じように祭壇の前でパタパタ、そしてまた母方、父方の順で飛び回って、最後に祭壇の前へ。。。
母がサインを使い、感謝の挨拶をしていることがすぐにわかりました。
他には誰か気づいたかな。。。
でもね、ママ、紋白蝶とかも飛んでる季節なのに、なんで蛾なの〜!?
半年ほど前、伯母の葬儀が終わり、駅まで従姉妹の車で送ってもらう際、斎場の駐車場の白い車の上に目にも鮮やかな黄色い蝶がとまっているのを、従姉が目ざとく見つけ、「あれ伯母さんよ、絶対!」と叫びました。
穏やかに晴れて暖かな日でしたが、12月の長野でね。。。
で、なんで5月にわざわざ蛾を選ぶか。。。
この話をリマーナすずさん(ブログ「毎日がチャンス日!」)にしたら、「蛾って、虫の我って書くでしょう!「私よ、私よ」って、お母さんが知らせていたのじゃない?」
なるほど。。。
でも、年を取ってからは、母の世代らしく地味なものしか着ない人で、綺麗な蝶は気恥ずかしかった、という可能性もあります(^^;)
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