霊は死なないんだってば。
私が肉体を脱いだ母の存在を察知するのは当たり前で、面白くも何ともありませんが、父までが母を見たり感じたりしたのには、感心しました。
相当鈍い?フツーな父で、数十年前、父方の祖父が亡くなった際、家族三人、祖父が亡くなった居室の横の部屋でお通夜を過ごしました。
深夜過ぎ、寝静まった廊下をギシギシと歩く音がして、祖父の居室ではカチンカチンとずっと音がしていました。その音は、テレビのリモコンを操作するような音で、きっと祖父はいつものようにテレビが見たかったに違いありません。でもね〜、テレビをつけることはできなかったみたい。。。
翌朝それを話すと、母も同じ体験をしていたのに、父だけは何も知らずに寝ていたそうで、一番血の繋がりが濃い上に、廊下に一番近い位置に寝ていたのも父で、母と二人で呆れました(^^;)
恐らく、肉体を脱いだ直後は、まだ肉体の重いエネルギーが残っているのでしょう、こんな風に物質的な影響が出るのだと思います。
今回、母が亡くなってほんの数日後に、父がリビングに立っている母の姿を目撃し、大喜びで電話を掛けて来ました。
夕食後、ちょっとソファでウトウトして目を開けると、母が立っていたそうです。
「でも、すぐに消えちゃったんだよ〜」という話でしたが、母が消えちゃったわけではなく、居眠りで通常の意識状態から変性意識状態に入っていた、それで物質よりも軽い霊体が見えたので、父が驚いて普通の意識に戻った途端、見えなくなっただけです。
これまで霊の不滅について、両親がわかってもわからなくても話し散らしていて、そういう事に興味の無い筈の父が、案外神妙に反論もせずに聞いていると思ったら、半信半疑でもきちんと聞いていたらしく、「やっぱりお前の話は本当だったよ」などと言っていました(笑)
こうして亡くなった母がまだ健在だと父が理解したことは、父の番が来た時に、その移行を楽でスムースなものにしてくれることでしょう。娘としてはこれ以上有難いことはありません。
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