本源の光
「光あれ!」との遭遇は、故郷に寄ったついで…みたいな具合で、意図したものでもありませんでしたが、これ、うんと負担の大きい別ルートでした人の話を、随分前に聞いたことがあります。
インドで出会った女性で、彼女はバックパッカー歴が長く、非合法な薬物もたくさん経験していましたが、内側からの切迫した事情からのあれこれであったと推察しています。
幼い頃から虐待を受け、夜中でもいきなり逆上したお母さんから暴行を受けるので、布団の横に紙で作った靴を置いておき、いつでも外へ逃げ出せるようにしていたとか。。。
精神的な虐待だけでも、自分自身の根っこが腐ってしまい、安定した精神的健康を維持しづらいのは実体験からよく知っていますが、見聞きするにつけ、肉体的な虐待が重なった場合、より一層の不安定さと生きづらさを抱えるようです。
彼女が麻薬に依存したのも、手に入りやすい環境だったのと、依存せざるを得ないようなひどい痛みと苦しみがあってのことでしょう。
ある日、薬を入れ始めて変性意識状態になり、このままいったらどうなるのか心底知りたいと思い、死んでもいいや、と、どんどん量を増やしたそうです。
その時、ばあ〜んと自分自身が砕け散って、あたり一面の光になったという…
ニームカロリババの弟子だったラムダスが、師と出会う前に、ハーバード大学で学術的にLSDの研究をしていて、あの時代のアメリカでも問題になって馘になりました。
彼は自分自身も実験台にして薬物を試していましたが、LSDで意識の拡大を経験している時と通常の意識との往復は、ひどく辛かったそうです。勿論、普通の意識に戻ってしまうのが、です。
そりゃそうだ。。。
通常意識がうんと縮小していて、自分が肉体次元の自分だとしか思えないような波動域にいるのに、それをはるかに超えた自由で拡大した本来の意識と、ドラッグで往復してもね、落差が激しすぎて辛いでしょう。
とても危険だと思います。
医者が出す合法薬物に依存した経験もあるので(^^;)、非合法の薬物との接点が無くて良かったです。薬物汚染地域にいたこともあるんですが、ブループリントに無く、接触しないようにしてもらったのでしょう。
ヤクを入れなくったってね、修行しなくったってね、自分自身の滋養のあるソース、あるいは本源の光にアクセスできる時代になったことを、本当に有り難く思います。
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