梅一輪
昨日、ふと外を見ると、横の畑にある紅梅の大輪が、見事に花開いていました。
毎年、早春の美しさを運んでくれる大切な梅の木(勿論、人んちのですが ^^)です。
寒さの底のような冴え切った冷たさの中、長くなり始めた日を受けて蜂蜜色を帯びて輝く、健気な赤い花が、「寒いけど、春なんだよ♪」と心に灯を灯してくれるよう。。。
こうした季節の移ろいをしみじみ楽しめるのも、四季の豊かな日本にいるからですね。。。日本、本当に好きです♡
古来日本人は、男子もこうした風情の豊かさに敏感で、感動の涙を流すことを惜しまず、それが「もののあはれ」を知るとして、女性的な繊細さが尊ばれていました。
武士の世になって後、男性性の粗野な力と権力闘争ばかりが強調されるようになり、男子はその偏った男性性を一方的に担わされ、女性性を極端に抑圧するよう強いられるように。。。女子はその暴力的な権力に虐待される一方で、その歪んだ力の在り方を支えてもきました。
それがこんなに長く続いてしまって。。。
でも、今、そんなアンバランスが音を立てて崩壊しつつあります。
季節も早春、世の中も早春でしょうか。
- 何でもなくて天国な日常
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