豊かさ
昨日のブログ、「飛びっきり豊かな話」としてご紹介しましたが、ファーストクラスがフツーな状況を指して「豊か」と表現したわけではありません。
「豊かさ」は、一般的には経済的、物質的な潤沢さを意味することが多いと思います。
そうした使用法とは別に、「人生の豊かさ」といった抽象度の高い表現もあり、最近、もっぱらこちらを運用しております。
柴山氏の話を飛びっきり豊かだと感じるのは、ローエンドとハイエンドの双方を生きたという、その稀有な体験の豊かさです。
どちらか片方どころか、両方とも未経験で、ほどほど真ん中の経済状態だけを体験するのが、日本ではよくある人生かもしれません。
それをね…両方ともやっちゃったって…
実は私もプラチナカードを持った事があります。
海外との行き来が多かったので、そんな流れになりましたが、生活自体は庶民そのものだっため、派手〜な生活のための特典など全く利用できず、ナンセンスだと悟って解約しました。予約の難しいレストランなんて、行かないもんね。。。
つまり、柴山氏のように本当のファーストクラスを生きたことも無ければ、家族と一杯のコーヒーを分け合わなければならなかったこともありません。。。
ほどほど真ん中のって、私もその一人なわけです。
人それぞれの器量があり、柴山氏のようなブループリントを持ってこられる人とそうでない人がいます。
それでも、個々の人生が用意してくれる数々の経験は、その気になって目を凝らせば、素晴らしく豊かなものとして見えるに違いありません。
ポジティブ、ネガティブ、大小様々の経験が、宇宙にただ一人の自分を通して、自分色に染まって顕現しているのです。
人生のある部分が豊か/豊かじゃない、ということでなく、私たちの人生自体が豊かなのです。
こんな風に思えるようになってから、毎日の生活に、常に豊かさを感じるようになりました。
一番有難いのは、ネガティブな体験にもポジティブな体験と全く同様の豊かさを感じることで、抵抗感のような辛いエネルギーを作り出さずに済むこと!
お高い年会費を払ったのに、全然元を取れなかった身丈に合わないプラチナ会員経験も、しないで済ませてしまったより、別世界をちら見できたり、こうして「フフフ、相当なおバカでしたね」と話のネタにできる以上に、体験をした事自体を満足に思います。
こんな風に、自分の人生に起こる全てを祝福することで、人生も祝福してくれる、そんな気がします。
理由の無い満足感、幸福感に包まれる時、それは人生からの祝福かもしれません。。。
- スピリチュアル
- / trackback:0
- / comment:0
- [ edit ]