教科書を土手に干した日。昔は良かった…今もとっても良いけど。
先日、学生時代の友人とお茶をした際、一緒にお腹の皮が捩れるほど笑ってしまいました。
成城マダムでほぼ満席のとあるティールームで、馬鹿笑いはさすがに出来ず、口を覆って声を抑えましたが、苦しいこと、苦しいこと…(^0^)
昔、昔、その昔、彼女の旦那さんがまだ可愛いらしい小学生だった頃、帰宅途中、小川を飛び越えた拍子に、閉め忘れていたランドセルの蓋がパカっと開いて、中身は小川へドボン。。。
彼は驚天動地の?大失敗を隠蔽するために、びちょびちょな教科書を大急ぎで拾い集め、土手に広げて乾かしている。。。
それをわざわざ同級生の誰だかが、お母さんに告げ口しに来て…
「オバちゃ〜ん、〇〇くんがね〜、道で教科書干してるんだよ〜」
(爆 www)
だってね、今はもう還暦過ぎのご立派な大学教授で…
ぷふふふふ、ゼミの学生にバラしちゃおうか…
とは言え、年季の入ったオヤジになっても、十分お茶目な愛すべき方です。
若い頃も、と言ったって、もう30歳半ばの彼が結婚式当日、似合わない長髪ときっぱりおさらばして、紋付袴の盛装で階段を昇ってきたその姿は衝撃的でした。
いえ、髪型じゃなくて、オーラ。。。
ミスユニバース並みの。。。
階段は薄暗いのに、満面の笑みと強烈な輝かしさに包まれている彼の周りだけは、まるでスポットライトが当たっているかのようでした。思わず横にいた、彼と結婚した方の友達じゃなくて、参列者の友達と顔を見合わせてしまいました。
あれからもう30年近く経ちます。
相変わらず仲の良いご夫婦です。
人生って、いいな。。。
- 何でもなくて天国な日常
- / trackback:0
- / comment:0
- [ edit ]