憎しみの重荷を下ろす
憎しみや嫌悪のエネルギーは、それ自体が重く厄介で、保持者のエネルギー的な健康を損ないます。
一瞬、感情として込み上げるのは致し方なくても、それをいつまでも握りしめていて、ろくなことはありません。
さっさとお払い箱にするのが一番!
そして、それには鏡の法則がうってつけです。
大学院を出たか出ないか、という頃、母に先輩の方が優秀で認められているのではないかと、真顔で心配されたことがありました。
学部ですら、学年が上がると成績表がシンプルになってしまい、努力の成果が見えにくくなりますが、院ともなれば、成績表などというものは形だけ、論文の一発勝負みたいなところがあります。
母からすれば、私の努力がずらりと並ぶAや単位数で見えなくなって、不安になったのでしょうが、こちらはたまったものではありません。今ならバカバカし過ぎて、一瞬(@@)になって終わりですが、私も未熟もいいところだったのでトラウマになりました。
その時の、やりきれない怒りや悲しみ、苦痛は楔のように私のどこかに打ち込まれて、思い出すたびに、どんなにきちんと表現しても、こちらの気持ちをわかってもらえなかった他の思い出と一緒になって、ひどい痛みを感じました。
これがまあ、ごく最近まで生き残っていて、ふと思い出した途端、ひどい痛みや怒りが込み上げたので呆れました。
でもね、今の私には「鏡の法則」がある!
水戸のご老公様の紋章よろしく(^^)
母の不安は、私の内面の不安の鏡に過ぎません。
エネルギーの反映を理解するのは、えらく簡単でした。
母が比較した先輩に対しては何も感じていませんでしたが、どんだけ努力しても、天井すらよくわからない不安というのは、いつも感じていました。
そうして、母よろしく自分に対し無理解で、一生懸命やっていてそれで十分なのに、もっともっと、と自分自身に鞭打っていました。自分を愛していなかったんです。
これだよ〜。。。
と解けた途端、感情は大人しくなりました。
相手に非がある、というその思いが、非難や嫌悪、憎しみの感情に油を注ぎます。
「鏡の法則」で、そのエネルギー補給を絶ってしまえば、後の始末はずっと楽になります。ホントよお〜☆
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