愛する訓練
昨日のマイケルのメッセージで、鏡で自分を見ることについて書かれていましたね。
鏡を見ながら自分を褒めるワークというのがありまして、これがえらく困難だったりします。
私は鬱病でのたうち回った挙句、自分自身を愛していないことが、こんなにひどい苦しみを生むことにようやく気付き、自分を愛する訓練をかなり積んでからこのワークに出会いました。
なので、何でもありませんでした(^^)
ところが、数十人のグループでのワークだったので、参加者のシェアを聞くうちに身の置き所がないような気分になって来ました。
まず鏡の中の自分に微笑んで…という、そこでアウトだった方。。。
脂汗がにじむようなにらめっこをした挙句、泣き出してしまったそうです。
それほど辛いワークになってしまうからには、これまでだって、どんなに耐え難い事が多かったでしょう?その苦しみを抱えながら、なんとか生きてきた、その事だけでも褒めちぎるに値すると思います。
そこまで辛い話でなくても、自分の長所を挙げてゆくのにえらい苦労した…とか色々でしたが、規定の時間を過ぎても延々と自分褒めができて困ったなどという話は、一つもありませんでした。
この世界では、自分を褒める事と、自惚れる事が混同されていて、謙虚と卑屈も混同されているようです。
批判や非難にさらされて成長するので、自分自身を愛して慈しむというスキルを身につけられずに成人するのが普通でしょう。
セッションでは、自分を愛するどころか、徹底的に嫌っている方たちにもお会いしました。私から見れば、長所もちゃんと備え、特技もあり、それぞれユニークな魅力もお持ちなのに!です。
短所ばかりを常にチェックしているせいで、わからなくなってしまっただけ…長所が無い人など存在しません。
どんな人でも繰り返し練習すれば、ものすご〜くたくさんの長所を挙げることが可能になります。
そして、細やかなことも含めて、自分自身の美点に気づけるようになると、人の長所にも敏感になります。
そしてトラブっている相手の中の美点が見えたら、そのトラブルは、ずっと乗り越えやすいものになるでしょう。
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