ジャンク礼賛 パッ(ト)ママー
こう暑いと麺類に走りがちになりません?
パッ(ト)ママーは、タイ語を訳すと、インスタントラーメン炒め(!?)
パッ(ト)は炒める、ママーはインスタントラーメンです。
これ、家庭料理だと思ったら、タイに行ったことが無い人かも。。。
海外に行って何が面白いって、日本の文化にがんじがらめになった頭をぶち割られる、カルチャーショックかもしれません。
最初、屋台は勿論、一流デパートのフードコートで、インスタントラーメンがキッチンに積み上げられているのを見た時は、背筋が寒くなるほど驚きました(@@)
コックさんは注文を受けると、バリッと袋を破いて、味付けはそのまんま…付属の調味料という(^^;)
パッ(ト)ママーは、茹でたかお湯で戻したインスタントラーメンを、野菜や卵と一緒に炒めた焼きそばなんですが、まあもう、これがジャンク路線の王道をゆくようなお味。。。
散々ジャンクなものを詰め込まれてきた世代なので、時々こういう物も食べたくなります。
家でこれを作る利点は、それでも、ジャンク度をギリギリまで下げられること!
油で揚げた長期保存食は、この歳ではちと厳しいので、麺は勿論ノンフライ、調味料もケミカルフリーのものを買ってきます。
これが手に入れば、もう出来上がったようなもの。。。
具材は小松菜とプチトマト、卵があれば十分。プラスするとしても、人参とキノコくらいで。
小松菜を切ったら、油を敷いたフライパンでさっと炒めます。
タイ式に、野菜をフライパンの端に寄せたら、油を足してならしたところに卵を直接割り落とし、ヘラで混ぜてスクランブルにします。
茹でた麺と二つ割のプチトマトを投入し、あとは調味料を混ぜるだけ。。。
麺が水っぽくならない粉末タイプの調味料がベスト。汁麺用なので全部使うと塩気がキツすぎるのでご注意を。
酢漬けの唐辛子(輪切り)なんかかけるとタイっぽくなりますが、柑橘の絞り汁(ライムやすだちあたりが、タイのレモン、マナオーに風味が近いです)だけでも振りかけてどうぞ。「甘酸っぱ辛い」がタイ料理の基本なので。
以前、バンコクのお洒落なブティックホテルに泊まり、そこの東北料理で有名なレストランでランチをいただいた時の話です。
現地のお客さんも多い所だったので、間違いなく融通がきくはずと思い(タイのレストランは、カルチャーショック級で融通がききます)、「メニューには無いパッ(ト)ママーが食べたいんですけど」と言ってみました。
スタッフはニコニコ(ニヤニヤだったかも)して、「お好きなんですね、はい、今お持ちします」という返答。
果たして、ホテルのダイニングだけあって具材は豪華でしたが、まごうかたなきインスタント麺のパッ(ト)ママーが出て参りました。
はい、Lは狂喜乱舞で頂きましたよ。うまうま。。。
実は今日のお昼もこれでした(^^;)
朝なのになんでよ?って、これは予約投稿でした(^^)/
- すぐおいしい!すごくおいしい?
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