戦車の憂鬱
タロットのカードで、一番苦手なのがこの「戦車」と「死神」です。
「死神」が怖いわけではなくて、読み方がすごく難しい。。。
正位置だと、刷新含みのポジティブな終了なのか、それとも切断のような終了なのか、単純な一時的な停止なのか、みたいな揺れが来ます。
でも、「戦車」よりはましかなぁ。。。
「戦車」も正位置が難しいです。
黒白のスフィンクス=相反するエネルギーの手綱を引き締めて、正面を見据える若い戦士が乗った一人乗り戦車の背後には川が流れ、退路を断たれた形になっています。
進むしかないのですが、「愚者」のように、な〜〜んも考えずにふわふわっと行ってしまうなんてお気楽なカードではありません。
カード全体に、勘弁して欲しいような緊張感を感じます。
背景の黄色は、希望にも通じるものの、思考や計算といった知性を象徴しているでしょうし、障害物を蹴散らして怒涛の勢いで進めのイケイケカードとして読める場合もありますが、葛藤がうんと絡んで、刃の上を手に汗握るようにして進むような感じに読めることもあります。
それでも、退路を断たれた莫大なエネルギーが前進を促していて、何だか、この春のエネルギーにぴったりだったな。春分の翌日の会でしたしね(^^)
逆位置だと無謀な前進を諌めるような意味にもなりますが、正位置なので「正解だから(No.7)進め!」で、それだけの博打を打たされるからには、ビッグなチャンスなのかもしれません。
永珠さんの水晶リーディングの会で、この「戦車」のカードをそれと知らずにリーディングしたことで、一層そのカードの象意について、深く理解できたような気がします。
これからは、タロットで遊んでいて「戦車」が出ても、もっとクリアーに読めるかも。。。
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