二元性の超越 おつむとおしり
ミルスは、生まれなのか育ちなのか、えらくおっとりとして物分かりの良い鳥です。
放鳥した後、ケージに戻るのが嫌で激しく抵抗したり、逃げ回る子達もいますが、この子に限っては全く苦労した記憶がありません。
手に乗せて、小屋の中の止まり木の前まで運んであげると、超〜〜〜ゆっくりと、片足ずつ止まり木に乗せて、手から降りてくれます。
まだ帰るのが嫌な時というのは勿論あって、そういう時は「まだあ〜」と言うかのように、私の手の上で体を後ろに押し付けるのでわかります。
それでも、「まだ入りたくないんだ〜^^」と、もう一度ケージから出して、ほんのちょっとチューなんかしてあげると、わかってもらっただけで満足するようで、その後はスッと入ってくれます。
以前は、止まり木に乗ったら、ご褒美のナデナデをしてあげるのは頭だったのですが、いつも彼の小屋は床に置いているので、頭を撫でようとすると、腰はかがめて、小さな入り口から腕は上にあげて、というかなり辛い体勢に…。
ある時、嫌がるかと思ったのですが、おつむの代わりに、彼を止まり木に下ろしたそのままの手の向きで、こちらを向いているおしりを下からナデナデしたら、へ〜〜〜き。。。
見ると、頭を撫でられたのと全く変わらず、穏やかな嬉しそうなお顔。
彼にとっては、おつむもおしりも同じらしい…。
あたしなら、「ざけんなよっ!」と噛み付くと思うんですが。。。
それからは、素直にケージに入ってくれたご褒美は、おしりナデナデです(^^;)
ラク〜。
鳥飼いさんからも、んな馬鹿な!と叱られたり、他の人たちからは変態親子!と罵られるかもしれませんが、まあ、こういうウチもあるということで。。。
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