二人の自分
これ、心底怖いと思う方は読まないで下さい。
私も最初は怖かったんです。
自分が消えるのが…。
以前、スペースシャトルの爆発事故がありました。
その際、乗員全員がスペースシャトルに乗り込む直前の映像を、誰かが見た時、全員のオーラが既に消えているのに気づいた、というのをどこかで読んだことがあります。
この時は、そこはかとなく怖かったです。
つまり、霊というか本体は既に肉体から引き上げているのに、意識は普通にあって最期の瞬間まで充分機能している…これって???
でも、今は怖くありません。
肉体と一緒に残って機能しているのは、エゴやマインドという地上的なシステムに過ぎず、これは今生のプログラムを経験するための限定された機能、そう機能に過ぎず、これが無くなっても不滅の自分は存在し続けるからです。
つまり、このパーソナリティという一回性の乗り物は、肉体を脱ぐ時に消滅してもいいし、まだ用があればしばらくはそのまま機能して、それでも期限つき。。。期限つきじゃないのは、転生の諸々の事情に左右されない自由な「私」です。
亡くなった前妻のトリーニーが、ひどい執着と悲嘆で完全にバランスを崩したマイケルのために、しばらく彼のもとに肉体無しでとどまっていて、しかし、彼女は徐々に元のパーソナリティの癖のようなものを失って純粋な存在になっていった、というような事を彼の著書で読みました。
これを読んだ時、昔はよく知っていたのに、すっかり忘れていたことを思い出したような気がしました。
瞑想をしていて、しょっちゅう、この普段のパーソナリティとは全く違う、もっとずっと安定していてニュートラル、かつクリアーな自分を感じたり、最近はその自分へのアクセスが楽になったせいか、この限りあるパーソナリティだけが自分だとは、最早思えなくなっています。
そうすると、地球VISAが切れてあっちに戻る時に、このパーソナリティが消えてしまうことがあってもノープロブレムで、今この瞬間にそれが起きても全然構いません。
どちらの私も密接に重なり合っていて、というか、本質は全く一緒で溶け合っているので、その本質は存続することが確信できるからです。地上生活にのみ有効だったり、苦痛から作った歪みなどが落ちてしまったとして、何か問題があるでしょうか?
ミルスのような運命共同体が私の前から消える方が、よほど大惨事です。でも、それもこのパーソナリティにとってですね、多分。。。
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