最強の支え by ティク・ナット・ハン
タイの『愛する』(シスター・チャイ・ニエム+西田佳奈子訳 河出書房新社刊)を途中まで読んだ後、積ん読になっていましたが、昨日外出した際に電車の中で開いたら、あとは一気でした。
いくつも気に入った章がありましたが、これがやっぱり一番かな…。
本当に何をしているかは、関係ない、ただ、そのありようだけがすべてを決めます。
pp85-86
深く掘りさげていく 愛(メッタ)の瞑想とは、澄みきった水が出てくるまで地面を深く掘り下げていくようなものです。
洞察が訪れ、愛が地表へと溢れ出てくるまで、自分自身を深く見つめつづけるのです。
すると、あなたの目は喜びと幸せできらきらと輝き、その微笑みと存在(プレゼンス)そのものによって、周りのすべての人々に恩恵がもたらされます。
自分自身を愛することは、あらゆる人々のためになるのです。
この世界に苦しみをもたらすことをやめ、喜びと元気を与えられるようになります。
自分を大切にし、喜びと幸せに満ちて暮らしている人々は、私たちの最も力強い支えです。
こうした人々は、何をしていても、世のあらゆる人のために役立っているのです。
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