執着無しの軽さ
執着する/されるの苦しい経験を散々したせいか、どうでも良い or どちらでも良い、と思える時は、多分平均以上に恩寵のような有り難さを感じます。
先日、お友達と都心で会うので、お気に入りのテイラードジャケットを着てゆきました。。。ところが、暑い、しょっちゅう手に持って歩いていて、帰りのバスの中で、もう日も暮れて涼しいから、と着たら、あれ?ジャケットの胸ポケットに入れておいたポケットチーフがありません(^^;)
どこかで落としちゃいましたね〜。。。
シルバーグレーのTシャツの上にネイビーのストライプのジャケットを着たら、ちと物足りなくて、同系色のポケットチーフを引っ張り出そうとした時に、重なっていて床に落ちたのが赤茶のペイズリー柄のこれ。大昔のいただき物です。
スカーフの類は随分処分して、これも確かどうするか迷った記憶があります。趣味とはちょっとずれていても、絹シフォンのとても質の良い美しいものだったので、残しておき、そのまますっかり忘れていました。
ちょっと前にネットニュースで、男性のVゾーンのおしゃれ講座みたいなものを見て、私のと全く同じネイビーのストライプのジャケットに、小豆色のような茶系のネクタイを合わせたのがすごく意外で、その上素敵だったので記憶に残っていました。真似をして、赤茶のポケットチーフを合わせて見たら、ヒット〜!同系色のものよりも、よほどアクセントとして効いていました。さすがプロは違う…。
で、これが失くなっちゃったというわけです。
その日は、またチームMirusのアレンジなのか何なのか、有り難いシンクロ続きで、久しぶりに会ったお友達との時間もすごく楽しくて、何もかも予想以上にうまく回った日でした。そのせいもあったかもしれませんが、こんなにぴったりしたアクセサリーを失くしてしまっても、うう〜無念〜(--;)のような気分にはなりませんでした。
サインとしては、前日に見た夢の解釈で、赤だったのか、赤茶だったのか、で結構重要な情報が出ていて、それがやっぱり赤茶じゃなくて、綺麗なシンプルな赤!という答だった可能性があります。
それでも、ストライプのジャケットには充分執着があって、あの茶系のポケットチーフの効きようは素晴らしかったので、お店に行くような時は気をつけていて、新しいのを見つけたいと思っています。
きっと、別のぴったりなもの、あるいはもっとぴったりなものが、またまたチームMirusのアレンジか何かで手に入るような気がしています。
こんな風にね、執着の重みから自由でいられる時、それだけでちょっと幸せだったりします(^^)
- 何でもなくて天国な日常
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