キャロリンからの贈り物
「今日のマイケルのメッセージ」(10月3日付け マイケルローズJAPAN)より転載します。
昨年12月に長男を亡くしたマイケルのパートナーのキャロリンからのメッセージです。長いですがぜひ。
キャロリンより
私はこの7月に転んで右手首を骨折し、内固定のため骨の間にチタンのプレートと金属のピンを7本入れなければなりませんでした。どうしてかは明らかでした。昨年12月に長男が亡くなり、私は感情的になり、打ちのめされました。その不調和なエネルギーが、やがて私の身体に現れたのです。
手首の骨折は、私の執着を引きはがしてくれました。息子に対する執着、アルコール中毒から抜け出てほしいというとても強い願望がありました。
手放しなさいというように右手の指は曲がらず、しばらく開いたままになりました。怪我をしたとき、私は息子が運び込まれた緊急用の部屋にいました。息子がこん睡状態なる前に最後に私に話しかけた部屋です。医者は、「覚悟してください。奇跡でも起きない限り、無理でしょう」と言いました。
私が転んだのは木曜日のちょうど昼の12時前、息子が亡くなったのは木曜日の12時25分でした。私は左手を使うしかなく・・・彼は左利きでした・・・ほかにも、シンクロがあり、どうして骨折したのか明らかでした。私は手放しました、そう思いました。
その後、手首の状態がとてもよくなりかけた時、切開部が腫れあがり、抗生物質のクリームを塗りました。効いたかのようでしたが、すぐに炎症は悪化しました。
明らかに、まだ手放しが残っているようでした。それは私があまり目を向けたくないところでしたが、ある朝早く、目が覚めたとき、そのことに焦点をあて、向き合いました。
すると、長年、母親として自分に言い聞かせてきた言葉に気づきました。母親とはどうあるべきか、母親としての信念、母親の気持ちなどでした。それらは、幻想がベースにありました。
「どんなことが起きても、息子たちを絶対守る。」「息子のどちらが亡くなっても、私は耐えられない・・・。」
ええ、まさしく私が経験しなければならなかったことです。悪夢でした。母と子の絆は、人類の土台の一つです。母親としての私は、深い悲しみに襲われました。その悲しみを感じる、認める、敬う必要がありました・・・ですが、悲しみのとき、そして、悲しみを手放すときがあります。
より深く私の内なるところへ、私の本質へ、物語を必要としない私へ、どんなチャレンジも乗り越えられる私へと向かうときがきました。
その翌朝、切開部の炎症は消えていました。生命・人生とは素晴らしいと思います。
そして、マイケルが私のために植えてくれた花畑に少し残しておいた息子の灰をまきました。私のデスクトップの画像は、息子の写真でした。次から次へと・・・。その画像も他のものにかえました。彼が安らかであるようにと願い、続けていた小さな儀式もやめました。
そうすることでこれまで以上に、私は彼を近くに感じています。真理が私たちを結びつけています。
愛するマイケルの言葉、「愛の選択」も、息子と私を結びつけています。
いつも意識して愛の選択を!
Choose Love!
by キャロリン・ローズ
日本語訳 大亀安美
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