ハートの歌
絶不調の原因やら対策やら、色々調べたりしたことを書こうと思っていたんですが、歩いているだけでホットヨガ?みたいな毎日の後で、突如として、感動するような爽やかで美しい日でしたから、ハートが歌っちゃいました。。。
透明な秋の風
あなたの心が晴れやかなとき
すべてがうまくゆく
風の透き通った羽が
トンボを乗せて運び
イルカが跳ねているような雲の
そのまた向こうの山かげに
隠れている虹に
挨拶することもできる
たわいのない鳥のおしゃべりや
双子の子猫のじゃれあいや
葉っぱ同士がお互いをくすぐっては笑っている
その小さな声が
全身を軽やかに撫でてゆく
優しい日の光を
まぶたに感じながら
どこか遠くにある
黄金の壺ではなく
今この時の聖杯が
胸の奥で満ちてゆく
どこまでも伸びる
目に見えない蜘蛛の巣は
あらゆるものをつなげて
そこに存在している
その糸の上を自由に
笑い転げながら
滑ってゆけば
素っ頓狂なアリスの白ウサギに
一発平手打ちを喰わせて
まんまと逃げおおせることができるかもしれない
奇跡がひらめく
この一瞬に
- Poem & Fable
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