ファーストクラス
この星では、自己価値感の損傷がひどくて、とてつもなく多くの人が自分自身の価値を信じていないというような事を、バシャールメッセージのどこかで読んだ覚えがあります。
自分自身が嫌いだとおっしゃるクライアントさんにも随分お会いしましたし、私自身が以前、自分にエンドレスであれこれ注文をつけたりして虐待してましたから、充分実感があります。
それでも、鬱病で死にかけたり、その後も死ぬほど苦しんで、自分を愛さない限り救いが無いことを学んだので、えらく時間はかかりましたが、夜寝る前に自分のその日一日の言動をチェックするような看守じみた日課もなくなり、ありのままの自分を尊重することを心がけて、随分努力しました(自分を愛する努力って、やっぱり倒錯しているような気がするけれど…この星では一番必要な努力かもしれません)。
自分のことが好きになり、かなりアップダウンのきつい自分の人生も好きになり…随分進歩したと思っていたのですが、ええ、この前のあれ、タロット遊びしてたら気がついちゃった。。。
霊的な進化はスパイラル状で、エンドレスですから、まあこういうことがあるのは知っていましたが…。
以前、なぜか伊丹のサクララウンジにいました…いえ、ファーストクラスの料金払わなくても、ちょっとした裏技があるんです…(^^;)
ラウンジから直接出発ロビーに降りるエレベーターに、同年輩の男性とご一緒しました。雰囲気からして、多分彼は「裏技派」じゃありません。向こうはキャリーを引っ張ってて、私はバッグだけだったので、開ボタンを押して「どうぞ」と言うと…あまりに印象強烈で、今でもよく憶えていますが、素晴らしく素的な笑顔でゆったりと「ありがとう」と言って、先に降りて行かれました。
ほおお…やっぱりファーストクラスの客って違うかも…と思いましたよ。
この記述で伝わるかどうかわかりませんが、まず、自分が好意を受けたり厚遇されることに慣れているその雰囲気です。しかも嫌味な感じがまるでなく、自然そのもので、そういう自分にも自分に親切にしてくれる相手のどちらにも偏らない自然な感謝というか、喜びというか、幸せな感じなんです。とっても穏やかで。。。
勿論ファーストクラスに乗るとか乗らないの問題ではありません。
バシャールの言う、自己価値を信じるというのは、こういう事だろうと思います。
自分が大切な存在であること、その大切な存在を、別の大切な存在が大切に扱うこと、みな自然なことで、偏りがありません。完全なバランスというか調和というか。。。
最近は長距離の国際線でもファースト無しで、ビジネスとエコノミーのみというシート配置の飛行機が増えているという事も聞きますが、いずれはクラス自体が無くなり、全ての乗客がファースト並みのサービスを受けられるような気がします。
飛行機に何百回も、それもその殆どが商用だった出張族の父に言わせれば、今のすごくいい航空会社のビジネスは、昔のファーストかそれ以上ということで、全席ファースト並み、というのはまんざら夢でもないでしょう。
そして、一番大事なのはソフトの問題です。それも航空会社の側ではなくて、私たち一人一人の信念の問題です。
全員が自分がVIPであることを悟れたら…あるがままの自分を愛して、本当に大切に扱うようになれば、それが外側に鏡となって現れるはずですよね☆
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