春
色とりどりのお花が美しい季節になりました。
『源氏物語』には、春秋のどちらが優れているかについて、歌で論争するという!何とも優雅なくだりがありますが、私は断然、春に一票派です。
今日はまた風も空気も冷たくて冬のような寒さですが、それでも光は春らしい輝かしさです。
この時期一斉に花々が咲き競い、しばらくすると夢のような緑のグラデーションが楽しめて…。
日も長くなり、日没前の夕映えの時間も充分楽しめるようになりました。日が傾いてからの蜂蜜色に重たい光線を浴びると、一層花々の美しさが際立つようです。日が翳った後の、妖艶な残光の景色も捨てがたい…昔イタリアでお会いした写真家の方が、「斜めの光線じゃなきゃ(風景を撮るのに)話にならない」とおっしゃっていたのを思い出します。
昨日道を歩きながら、ご近所の見事な梅や桃の木の素晴らしい花盛りを堪能していて、ふと淡いピンクの花をすずなりにつけた桃の木と意識がシンクロしました。
すごいエネルギー(@@;)
花を咲かせるって、こんなに強烈なエネルギーが作用していたんですね。。。初めて知りました。
うまく言い表せませんが、びびびび…と全身に響く、独特の強烈な集中したエネルギーでした。生命力マックス!みたいな。。。
花が散った後の若葉って、このエネルギーの余力で芽が出るんだったりしてね。。。
すごいわあ、自然界。。。
- 何でもなくて天国な日常
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