加護
散々親には付き添いましたが、自分が通院するのは久しぶりでした。
検査なんか受けるのも数年ぶり。
生まれて初めてのCTスキャンは、怖かったですよ〜。
いえ、CTスキャン自体はいいんです。多少被爆するくらい、気になりません。
でもね、造影剤だけは勘弁して欲しかった。。。ヨードと聞けば多少は気が楽でも、普段可能な限りケミカルを避けていて敏感な身体なのに、血管に直接薬剤入れて血液に色つけるって…(;;)
既にCTのベッドに寝た状態で、優しくて天使のような女性技師さんに造影剤を入れてもらいながら、ありありと恐怖を感じました。
機械がけっこうな迫力で唸り出すと、飛行機の離陸時のような感じがしなくもないので、「わお、飛ぶぜ!」とか、「この機械、千万単位じゃなくて億単位?」などと考えて気を紛らわせても、怖いものは怖い…。
ああ、しょうがない…いつものあれね、恐怖は恐怖として受け入れる…と思うか思わないかの時、すうっと右頬を白い光が撫でました。直後、左頬も白い光で撫でられました。
ああ、ガイド…
「大丈夫、ちゃんと付き添っているよ…」
涙が頬をつたいます。身体が固定されているので、涙を拭うことができません。
お医者や技師の方は、私が怖くて泣いたと思われたかもしれませんね。
(それは、いくらなんでもちょっと…ですが… ^^;)
ほんと、人生って色々あります。
この体験の豊かさ…
生まれてきた甲斐があります。
- 何でもなくて天国な日常
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