ただ存在する by ジーザス
冒頭と末尾を省いての引用です。
59 ミニマリズム
pp112-113
すべてのエネルギーはどれも唯一無二であり、それぞれの存在は自分独自の周波数を持つエネルギーを発する必要があります。
これら唯一無二のエネルギーがすべて集まった時に、宇宙は完全になります。
宇宙全体が神によって組み立てられたのだとすれば、神はこれら唯一無二のエネルギーすべての集合体といえます。こう考えると、それぞれの存在が神の一部だということが理解できるでしょう。もちろん、すべての存在が自分独自のエネルギーを発する必要があります。
このように唯一無二でかけがえのないエネルギーが、現在「存在」と呼ばれているものです。
「存在」は、自分独自のエネルギーを、唯一無二の周波数を持つエネルギーを発しています。
自分固有のエネルギーを発するためには、ミニマリストである必要があります。
すべてを最小限に抑える、という意味でのミニマリストです。
あなたはエネルギーであり、それ以外の何ものでもありません。 考えもせず、感じもせず、ただ自分独自の周波数で振動しています。
頭からすべての考えを取り除き、心から低次の波動を取り除いた時に初めて、自分という存在にアクセスできます。そして自分特有の周波数を持つエネルギーを発することができます。
それが達成された後は、あなたはこのエネルギーを通じて、物質世界において本当の自分が完全に反映されたことを行い、本当の自分が完全に反映された考え方をするようになります。
つまり、あるがままの状態を達成するために、何ら特定のことを行う必要も、特定の物を手に入れる必要もなくなるわけです。
本当の自分が反映されたことを行い、本当の自分が反映されたものを所有します。
これで、すべてが変わります。
地上において自分独自のエネルギーを発することができていない時、人はすべてを自分の外の世界に求めます。そうすれば本当の自分でいられるのではないかと勘違いし、何かを手に入れようと、行おうとするのです。
人は家を、車を、良い仕事を追い求めます。これらを手に入れれば、自分がいっぱしの人物(家の所有者、車の所有者、良い仕事に就いている人)になったと感じられるからです。しかし、存在とはそういうものではありません。通常このような人は、本当の自分本来のエネルギーを発していません。多くの場合、持っている物が多ければ多いほど、それらを失うのではという怖れ固有のエネルギーを発することになります。
自分の外の世界にある何かをほしいと思った時、エネルギーを発しているだけでは飽き足りない気がして何かが非常にほしくなった時には、このメッセージをもう一度じっくり読んでください。そして、自分独自のエネルギーを発していないことに対する不満を隠すために、何かがほしくなるのだと理解してください。
ミニマリストを実践してください。
頭から考えを排除し、心から低次の波動を取り除き、ただ存在してください。
アレクサンドラ・ソルナード『光の書』(和田豊代美訳 ナチュラルスピリット刊)
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