心の闇に直面する
昨日の心理テストではありませんが、心の闇に直面することは、全く苦ではありません。
これは自分のでも人のでも関係なくて、仕事柄いらした方の闇を読んで、それをどうにかするのをサポートして来ましたし、自分自身でもまずは闇を見ないことには、一歩でも進めない所からのスタートでしたから…これ、言葉の綾ではなくて、本当にもうこれでダメだったら生きるのを諦めようと覚悟を決めていました。正真正銘、崖っぷちでした。
傷んだり歪んだりのエネルギーブロックだけでなく、それこそ映画のような血塗れの過去世もたくさん開きました。胸を刃物で一突きされて、その「どすん」だか「どんっ」だかの重い衝撃をありありと思い出してフリーズしたこともありましたが、いたいけな少女だった時に、変質者に買われてナイフで切り裂かれた時の恐怖と言ったら、どうにかなりそうでした。死んだ後、そのショックと恐怖でまだ震えているような時、天使が寄り添って「あれは、悪い夢だったのよ…」と天国のベンチに座って少女が肩を抱いてもらっているのを見て、ようやく息ができるようになったこともありました。
自分のも含めて、人の心に巣食う闇もたくさん見て来ました。その過程で、闇に対しての嫌悪感や拒絶感が完全に落ちて、ニュートラル、場合によってはポジティブに受け取れるようになり、闇を見ることが嫌でなくなったのかもしれません。
様々な学びや経験の中で、自然に形成された態度かもしれませんが、その中でも特別に恩恵を受けたのが、「コア・トランスフォーメーション」というプロセスとの出会いです。
一年かもっと、集中的に自分自身のワークに使っていました。コニー&タマラ・アンドレアス『コア・トランスフォーメーション』(穂積由利子訳 春秋社刊)を読みながら、あ、これは使えそう…と、早速字面を追いながら、ざっとワークをしてみました。。。すぐに、シャープな効果を実感しました。
これは今から考えると、まさに誰かがお膳立てしたシチュエーションでこの宝箱を開いていたようです。
年中ぶらさがられてバランスのよい関係とは言えなかった友人と待ち合わせをして、案の定、エネルギー・ワークができちゃうほど待たされてた時のことです。でも、そういう状況を創るのは、勿論私の中に起因するエネルギー・ブロックがあるからで、それをワークに使ったところが、この日は、それまではとても出来なかったことやら言えなかったことが、ニュートラルに、しかも決然と実行できてしまいました。。。
どんな心の闇でも、もとは神なるオリジナルのエネルギーです。闇として抑圧したり、その闇の支配下に下って言いなりになるために、関係者全員で呻吟するような目に遭いますが、神として遇すれば、ねじれや歪みを解いて、オリジナルの素晴らしいエネルギーに戻ります。
コア・トランスフォーメーションのプロセスは、歪んだエネルギーを解いてゆきながら、その根源の状態にまで遡り、一旦完全なる根源状態にアクセスした後、プロセスを逆戻りしながら、その歪みを解いたエネルギーを自分と自分の人生に定着させるように作られています。
このプロセスがきちんとできていれば、私がインスタントに体験したように、自分も現実も変わります。
私のガイドも、相変わらず口を酸っぱくして?言っているように、すべては内側にあるので、外側は関係ありません。。。というか、内側の状態を映し出している鏡、あるいは材料に過ぎません。内側を変えることだけが、全てであり、それを実に見事に助けてくれるのが、コア・トランスフォーメーションの技法なのです。
私が、どんな傷んだエネルギーでも、心の闇でもを嫌悪感無しに見るのは、散々このプロセスのお世話になって、闇は天国への招待状だということを、いつからか固く信じるに至ったからです。
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