受容の過程
そうは言っても、家族、特に親子関係を良好なものにするためには、大半の人たちが相当な時間とエネルギーをかけて、あれこれワークする必要があるかもしれません。
私も両親、特に母に対してはひどい葛藤を抱えていて、知識や技術を身につけてからも、本当にクリアーするまでは年単位で随分時間がかかりました。
私が母を愛さずに受け入れていないので、関係が改善しないことにはすぐに気づきましたが、じゃあ、受け入れて無事終了…なんて具合にインスタントには行きませんでした、当然。。。
お風呂の中でちゃっぷんちゃっぷん瞑想をしながらこれに気づいて、母を受け入れようとした途端、烈しい怒りがこみ上げて、「受け入れるって、あの人じゃなくて、あたしが先よ!」と心が怒鳴りました。それはそれは強烈な怒りで、思わず湯船のお湯を思いっきりこぶしでなぐって、はい、頭からどしゃっとお湯をかぶりました…(^^;)
まだ自分を意識的に愛することを知ってからそんなに経ってませんでしたし、自分自身をうまく受け入れられない時に、他の人を受け入れることは出来ない相談です。
その上、母に対しては、ウン十年の恨みつらみが蓄積していましたからね…まずは、そっちを充分に癒す必要がありました。自分の内側に痛みを抱えたままで、無理に受け入れようとしてもできないし、逆に痛みがそこそこ癒えれば、なんでもなく受け入れられたりもします。
自分の痛みを無視したり抑圧するのは、自分に対する愛の欠如です。マイケルも言うように、自分自身を愛して良好な関係を作れば、自然と周囲の人々に対する良好な関係を、必ず!作ることができます。鏡の法則でもありますね。。。
母とのあのひどい葛藤を乗り越えられるなんて、精神世界に入ってしばらくしても想像すらできませんでしたが、できちゃいましたからね…。
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