雲の軽さ
震災前の事として記憶しているので、随分前のことです。
伊勢神宮に参拝する際、飛行機に乗って紀伊半島を見下ろしていました。
ここから伊勢神宮に行くのにわざわざ伊丹経由って…ええ、新幹線じゃなくて、飛行機…だってね、マイル溜まってましたんで。。。
晴れていましたが、低い雲が多い日で、ぷかりぷかりと気楽そうに浮かんでいる雲を眺めながら、私はまだまだだな〜としみじみと思っていました。あんな風に力が抜けてれば、肩なんかしょっちゅう凝らせなくて済むし、人生どれだけ楽になるだろう?って。。。雲は、完全に自分を委ねていて、どのようにでも姿が変わることを厭いません。
昨日、ベランダに出て、美しい夕焼けとガイアの芸術のような陰影に飛んだ雲たちを眺めていた時に、この記憶が帰って来ました。
今だって雲の軽さには程遠いけれど、それでも以前よりはずっと距離が縮まった気がしました。
ハルマゲドンなんて大袈裟すぎ、って自分でも思わないでもないですが、主観的には、ほんとすごかった。。。耐えられるギリギリだったかもしれません。
昨日は終戦のお祝いで、何か特別な機会のために、とキープしておいたモエ・エ・シャンドンを開けました。でも、最近酒粕も含めてアルコール全然取らなかったせいか、ピッコロなのにボトル半分でマックス…(^^;)
まだ焼け野原でくすぶっている煙なんかも見えるような終戦直後ですが、しばらくはこんなんで穏やかに満足していられるのかもしれません。。。
あ、でもね、体にはえらい負担だったみたいで、驚いたことに、今朝の夢で、肉を食べるようにとの指示を受けました。チアシードとお肉だって!自宅で肉を調理したのは、いったいいつのことだったかな…というわけで、今日の晩ご飯は、お肉です。
- 何でもなくて天国な日常
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