天国と地獄をともに尊重する
ふと今朝気になって、何か特に聞きたいことがあったわけではなかったのですが、『光の書』(アレクサンドラ・ソルナード著 和田豊代美訳 ナチュラルスピリット刊)を開きました。
そしたら「160 もろさ」のページでした。
pp291-292
悲しいと感じた時には、悲しんでください。
その状態を大切にしてください。
泣きたい時には、泣いてください。
その状態を大切にしてください。
それほどまでに気持ちがもろくなるのは、そうあることではありません。
もろさとは崇高な状態です。物事、人との関係を再評価する機会をもたらしてくれるからです。
自分との対話の時間が持てるからです。極めて高い感受性の炎が呼び覚まされるからです。
目から涙がこぼれ落ちようとしているはずです。
そのような感受性はあなたが持つ最大の武器です。人は感受性を通じて、直感を、前に進むように告げる宇宙の指示を受け取るのです。
この感受性ともろさがなければ、あなたの人生は理性の領域のみに留まり、エネルギーの流れは滞ります。
このような悲しみは歓迎すべきものです。もろさのサイクルの一部です。
そして、このサイクルは尊重しなくてはなりません。
爽快な気分で目覚める日もあれば、ひどい気分で目覚める日もあります。これは交互に生じる二面性のサイクルであり、なくなることは決してありません。
悲しみに向き合い、泣き、喪失を嘆いてください。そうすれば、サイクルが変わって、正真正銘の喜びが生じます。名状しがたく、浄化された、あふれんばかりの喜びになるのです。
どちらのサイクルも尊重してください。喜びを大切にするように、悲しみも大切にすることです。そして、天は常に、このようなサイクルを大切にする人に敬意を表することを覚えていてください。
まあそんな訳で、地獄が心底嫌でもないのは、健康なことのようでした。。。
めでたし、めでたし…。
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