うまれてこなきゃよかったってこはだれひとりいないんだ。
「おにいちゃんありがとう」
宮崎県 1年 井上 愁稀柊 (いのうえあきと)
ぼくは、こくごとさんすうのじゅぎょうだけ、「なかよし」というところでべんきょうしています。みんなとは、すこしちがうけどそんなこと、きにしないでいつもやさしくみまもってくれたり、わからないもんだいをおしえてくれたり、ふつうのようにぼくのあいてをしてくれます。そのことがうれしくて、たのしくてまいにちがおもしろいので、わらってばかりいるひがぼくにとってはだいすきです。ときには、けんかをしてぱぱや、ままにおこられています。ままは、ぼくがふつうじゃないのをきにしているようで、ぼくよりおにいちゃんを、はげしくおこります。おにいちゃんは、「なんでゆきとだけをおこるの。」っていってます。ままは、「あとであきともおこるよ。」っていいます。おにいちゃんは、すぐ「あきとみたいにしょうがいしゃになりたい。」っていいます。ぼくはしょうがいしゃじゃないとおもうけど、まわりからは、そうみえているんだなとかんじてしまいます。そのあと、おにいちゃんは、「あきとごめん。あきとはすきでしょうがいになったんじゃないんだよね。だいじょうぶ、どんなことがあっても、ぼくがあきとをまもるよ。」っていってくれます。そんなことをいってくれるおにいちゃんは、だれよりもたよりになり、かっこいいおにいちゃんです。でも、おにいちゃんにたよってばかりだけじゃいやです。だから、ぼくは、おにいちゃんみたいになれないけど、すこしでも、おにいちゃんにめいわくや、しんぱいをかけたくないので、がんばって、ままにおこられないようにしていきたい。そして、「おにいちゃんはわるくない。」といえるように、ゆうきをだしてままたちにつたえたいです。「おにいちゃんは、ぼくのせいでがまんばかりしているんだよ。」って、まわりにいわれるけど、がまんはしないでほしいです。「こんなぼくは、うまれてこないほうがよかったんだ。」っていったときがありました。でもおにいちゃんに、「あきとがいるからまいにちがたのしくて、まいにちいっしょにがっこういくのができてうれしいんだよ。」「もううまれてこなきゃよかったっていうな。」っていわれました。「うまれてこなきゃよかったってこはだれひとりいないんだ。」そういったときのおにいちゃんは、ないていました。そのときぼくは、ぼくもいきていていいんだ。ぼくみたいなこでも、ないてくれるひとがいるんだと、おしえてくれました。おにいちゃんのおとうととして、うまれてこれてしあわせです。おにいちゃん、ぼくのおにいちゃんでありがとう。おにいちゃんぼくは、ずっとおにいちゃんのおとうとです。これからもよろしくね。だいすきだよ。ゆきとおにいちゃん。
- 何でもなくて天国な日常
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