偽りの悪臭その2
偽りのエネルギーは、実際耐え難いほどひどいエネルギーであることは確かです。
今はもう見ないので知りませんが、テレビを多少とも楽しんでいた頃は、時にテレビコマーシャルや特定のチャンネルから、そのエネルギーが流れて来るのを感じて、身を捩ってテレビを消したことを思い出します。実家でとあるテレビショッピングが流れていた時は、人の家でも耐え難くて、きゃーきゃー叫びながら、お願いだから消してえええ!とかって言った覚えもあるな…。
スーザン・テセンガ『防御なき自己 パスワークを生きる』(二宮千恵訳 ナチュラルスピリット刊)では、高次の存在が次のように言っています。マスクセルフとはハイヤーセルフとともにローヤーセルフも含んだ真の自己を覆い隠す偽りの自己であり、虚偽をツールとして、私たちを迷わせるパーツです。一方、ローワーセルフは分離の幻想をベースにした自己中心性・エゴに導くパーツとして説明されています。
p323
マスクセルフは非常に深いな色を示し、それはしばしば不快な甘さのある色で、匂いもまた不快で吐き気をもよおさせます。霊的世界に暮らす私たちは、たとえどれだけ不快であったとしても、少なくとも誠実な、ローワーセルフが放つエネルギーや影響の方を好みます。
自分自身の内側に敏感になり、意識的に生きていれば、この虚偽のエネルギーは弱まってゆきますし、それと同時に強い虚偽のエネルギーに触れた時は、本当に不快になって身を捩りたくなります。
それでも、自分自身のマスクセルフから完全に解放されるには、これまた完全に目覚めないと無理なので、まあ、当分はお付き合いするようかもしれません。。。
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