慈悲の調べ
先日も慈悲について書きましたが、その続きです。
私の浄化BGMセットの音楽ファイルには、以前もご紹介した坂本龍一の「エナジーフロー」の他に、エンリオ・モリコーネの「初恋」も入っています。映画『ニューシネマパラダイス』のサウンドトラックです。
これ、Youtubeで探してみたんですが、丁度同じのは無くて、ちょっと長めのバージョンですが、貼付けておきます。たぶん皆さん、どこかで聞いたことがありますよね。。。
はっきり言ってパセティックです。そんなに感情的にならなくても…っていう向きもあるでしょう。
でもね、この地上で苦痛に塗れなかった人は、たぶん一人もいない…辛くて辛くて、どうにかなりそうで…人によって、そのどうにかなりそうなレベルは色々でも、もう生きていられないって思うほどの辛さを一度も経験せずに済むって、この世界でもあるんでしょうか?。。。これからはどうか知りませんけれど。。。
「エナジーフロー」もそうですが、この「初恋」のメロディーには、その地上の苦痛に優しく寄り添う慈悲の響きがあるような気がします。貼付けた動画だと、2:18頃から始まるテーマに特にそれが感じられるように思います。
苦痛を生きて、苦痛にのたうって、最後にようやっと恩寵のような導きに触れて苦しいトンネルから這い出て来たような時に、「ほんとうに辛かったね、全部知ってる…でも大丈夫だから、未来は輝いているから…」と言ってもらっているようで、泣けます(T T)
これね、シリウスやってるだけじゃ、絶対に経験できなかったはず。。。シリウスの平和で静かで知的に洗練されたあの世界はとても好きですが、地上のど根性モードに憧れて来ましたからね…。
FREEDOM〜〜〜〜と絶叫しながら、映画「ブレイブ・ハート」の主人公が拷問で処刑されるラストシーン、ご覧になった方もいらっしゃるでしょう。あれは、この密度でしかあり得ない出来事で、それを乗り越えることも、それに共感することも、それに寄り添うこともこの密度でしか経験できないでしょう。
実際、シリウスの母船で研究者をしていた平行現実で、どうしてもわからなかったのが地球人たちのひどい苦しみでした。
で、わかりました…というのは傲慢に違いなので、地球にお引き受けいただいたお蔭で、いくらかは地球の誉れ:ど根性も養い、理解が深まりました。。。という程度で。
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