笑え!!2
Lがてんこ盛りで読むスピ系の本を出す出版社とは違い、お固い筑摩書房なんぞから刊行された『絶叫委員会』のご紹介です。歌人の穂村弘が、街角や直接の知人友人から拾い集めた抱腹絶倒の文言集。。。
こんなものをどこでめっけてくるかと言えば、またまた例のお気に入りカフェ…でした。可愛らしい2階席には、テーブルが二つ。真っ白な壁や天井…天井には天窓がついていて、ふと本から目を上げて、飛行機なんかがそこから見えたら、ラッキーなサインです。あ、Lにとってはね。
で、ある日、たぶん自分の本も持参してたんでしょうが、ふと隅っこに置いてある小さな書棚に表紙を出して飾ってあったこの本が目に留まりました。『絶叫委員会』…タイトル自体がすごい…著者は歌人ですから、言葉に対するセンスは尋常じゃない。。。で、彼の抑えたシリアスそのものの地の文をバックに「現実の恐ろしさ」を垣間見せてくれるアンビリーバボーな台詞の数々。。。
Lがこの本を手にした際、2階席は占有状態でしたが、声を挙げて笑い転げる場所ではありませんから、身を捩りながら苦しんだ挙げ句、諦めて書棚に本を戻し、その日帰宅してすぐ注文しました。聞けば、カフェのご主人も、図書館で借りたのを電車の中で読んでいて吹き出してしまい、その後購入されたとか。。。
その中から短いのを一つだけ…。
大学生のときだったか、中国製の「ねずみ花火」の説明書きを読んでいた友人が、突然、ひいひいと身を捩り出したことを思い出す。そこにはこんな言葉が記されていた。
「この花火はぐろぐろ回ります」
偶然というものの力を感じる。「る」が「ろ」と誤記されただけなのに…、笑って笑って死にそうになっている友達をみながら、世界ってすごい場所だ、と思う。
ぶははははは!!!
ダメです、書きながら、やっぱり声を立てて笑ってしまう…凄まじい殺傷力です。
こんなものをどこでめっけてくるかと言えば、またまた例のお気に入りカフェ…でした。可愛らしい2階席には、テーブルが二つ。真っ白な壁や天井…天井には天窓がついていて、ふと本から目を上げて、飛行機なんかがそこから見えたら、ラッキーなサインです。あ、Lにとってはね。
で、ある日、たぶん自分の本も持参してたんでしょうが、ふと隅っこに置いてある小さな書棚に表紙を出して飾ってあったこの本が目に留まりました。『絶叫委員会』…タイトル自体がすごい…著者は歌人ですから、言葉に対するセンスは尋常じゃない。。。で、彼の抑えたシリアスそのものの地の文をバックに「現実の恐ろしさ」を垣間見せてくれるアンビリーバボーな台詞の数々。。。
Lがこの本を手にした際、2階席は占有状態でしたが、声を挙げて笑い転げる場所ではありませんから、身を捩りながら苦しんだ挙げ句、諦めて書棚に本を戻し、その日帰宅してすぐ注文しました。聞けば、カフェのご主人も、図書館で借りたのを電車の中で読んでいて吹き出してしまい、その後購入されたとか。。。
その中から短いのを一つだけ…。
大学生のときだったか、中国製の「ねずみ花火」の説明書きを読んでいた友人が、突然、ひいひいと身を捩り出したことを思い出す。そこにはこんな言葉が記されていた。
「この花火はぐろぐろ回ります」
偶然というものの力を感じる。「る」が「ろ」と誤記されただけなのに…、笑って笑って死にそうになっている友達をみながら、世界ってすごい場所だ、と思う。
ぶははははは!!!
ダメです、書きながら、やっぱり声を立てて笑ってしまう…凄まじい殺傷力です。
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