奇跡の朝
最近Mirus Clubでは、以前本当に好きだったのに、諸々の事情で離れていたり、諦めていたことを再び楽しむようになる人が増えて来ました、というか続々です。。。
奇跡の朝
Lは、やっぱり文章いじりが好きです。先日、書こうと思ったわけでもないのに、iTuneに入ってる曲を聞いているうちに、言葉が流れ始めました。曲は広橋真紀子『お昼寝のための音楽』というCDの「START!」という、まさに「さ〜気持ちよくお目覚めして日常に戻りましょう!」みたいな曲なんです(^0^)
奇跡の朝
とても長いまどろみ…
そして目が覚める…
いつからか薄暗い夢の世界をさまよっていた
いつも何かを待ちながら
あるいはいったい何が本当に欲しいのかもわからずに…
それでもどこかで知っていた
これが心底夢中になれる奇跡のゲームだということを
それを思い出したらゲームにならないから
混乱した目眩の中で全てを忘れた
青い薔薇が現れて、それは奇跡で、しかも可能だと告げた
青い鳥も現れて、それは奇跡で、その上可能だと告げた
信じられなかった
それでもあまりに促しが強烈だったので、迷いがとけた
迷いがとけると同時に魔法がとけて
突然ルールを思い出した
突然ルールを思い出した
ああ、面白いゲーム!
でも永遠にそこにとどまることはできない
目が覚めれば、それで終わり
気づいたら、いつもの美しくて清らかな床の上だった
なんて面白い夢だったんだろう!
そしてなんて気持ちのいい朝!
新鮮な香りのする空気
鳥たちが調和を歌い、祝福が花々とともにまき散らされる
薔薇色のベールをまとった金色の朝日は
これまでに見たことのない輝かしさで
一直線に生命の真実を告げる
一直線に生命の真実を告げる
この永遠の一日は回帰し続けて、決して終わることがない
光の片割れに優雅に挨拶をすると
光がはじけて全てがひとつになり
その輝きが銀河の彼方にまで反射する
そしてまた、新たな輝かしい生命が誕生する
- Poem & Fable
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