「あなた」って誰さ? 藤井風「死ぬのがいいわ」
世界23カ国でSNS上人気1位になったという藤井風「死ぬのがいいわ」、普通に聞けば、ちょっと蓮っ葉で昭和の香りがしなくもない、普通のラブソングかもしれません。
問題は、「あなたとこのままおサラバするより死ぬのがいいわ」の「あなた」。
藤井さんご本人の弁では、「自分の中にいる愛しい人、自分の中にいる最強の人、理想の自分」とのことです。
ただ、「この世で1番変わることのない愛をくれるのはだれ?」という歌詞もあり、さらに彼の他の歌の情報も寄せ集めて推測するに、自分自身の神なる本質のこと言っているようにも思えます。
「理想の自分」などと言われちゃうと、人間の次元すぎて、違うかな〜?と思ったりもしますが、高次の完璧な自分だとするならば、マックス共感です。
この高次の自分と繋がる感覚は、本などで読むことはしょっちゅうでも、生身の人から、繋がったり切れたりの葛藤を含めての話を聞いたことは一度もありません。
本で読むマスターたちは、常時接続を達成していて、繋がったり切れたりでぐるぐるしたりしないので、また別ですし。
これは生活感情として日々経験していないと、どんなに言葉を尽くしても多分理解してもらえないです。
有難いのは、全く人に理解されないと分かっていても、この本質を実際に生きて知っている時、辛くないことです。
以前はひどい孤独感に長らく苦しみましたが…今は、その孤独感がよくわからなくなってきています。
辛いのは、その本質との溶け合い方が希薄になったり、接続が落ちた時で、そんな風に本質から脱落して重くて苦しい波動のパーソナリティだけで生きなきゃならないのだったら、本当に「死ぬのがいいわ」と思います。
前から「瞑想を取り上げられたら死ぬわ」などと言ってきましたが、それは比喩ではありません。
たとえ瞑想という形を取らずとも、自分自身の本質と繋がる、それが出来なくなったら、とても生きていられません。比喩じゃないんです。本当に、無理、です。
藤井さんの歌を聞く限りでは、繋がったり切れたりの中でもがいたり執着したり、そして救われたりの日常を生きているようで、「本当にそうだよな〜」と共感する一方、やはりびっくりしてしまいます。
地球に80億人がいたら、割合としては極小でも、同じように生きて感じて考えている人がたくさんいる筈で、でも全くそういう話を聞かないので、存在している筈だということすら考えなくなっていました。
でも、一人めっけ(^^)
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