オーストラリア山火事について by マイケル・ローズ
このブログにお越しいただいている方たちには当たり前のことかもしれません。
私たちの内なる不調和が限界に達しつつあり、それが外側に投影されていること、その一部が荒れた気候となり、天災を引き起こしていること。
全ての天災は、本質的には人災だと思います。
地球環境を守るために具体的に行動すること、そして一人一人が意識的になり、内なる調和を取り戻すことはどちらも必須、即手を打たなければなりません。
マイケルローズJAPANのブログより転載します。
ハートから読んでくださるとうれしいです・・・
オーストラリアで猛威をふるう山火事について質問がありました。
あなたは私の多次元的な洞察を好まないし、同意しないかもしれませんが・・・。
基本的に二つのタイプの火災があります。
自然によるものと、人間によるものです。
破壊のため故意に火をつける人は、人生との関係がひどくアンバランスになっています。
自然による火災は、もっと広大で長期的全体像において、それ自身の役割があります。
アンバランスな人が山火事を起こすなら(多くはこのように始まっています)、結果として生じる火災は、不均衡の炎です。
恐れる人々、憎む人々、論争する人々、近隣の人や家族と言い争う人々、こういった人々は、火事を引き寄せるでしょう。
悲しいことですが、引き寄せは起きます。
これは決して審判ではありません・・・引き寄せの法則です。
私たちは、自然のエレメント(火、水、地、大気)との意識的な関係を失い、自然との調和がまったくとれていません。
私たちは、日々、火を用いますが、それが遍在する宇宙のエレメントであることを知りません。
私たちは、火をコントロールし、活用していますが、そのエネルギーについて理解していないし、理解しようともしません。
人生にバランスが取れるなら、私たちは火ともっとバランスがとれるでしょう。
人生で不調和があるとき、火のエレメントは、破壊的な役割を担うことになります。
水についても、風についても、地球についても、まった同じです。
ですが、認識されていません。
もう一つの要因があります。
ほとんどの人は、気づかないまま犠牲者として生きています。
犠牲者意識は、ほとんど人間の本質のようになっていますが、認識されていません。
私たちは自分で自分を犠牲にし、他者によって犠牲にされ、また、ある程度は、自然の犠牲にもなります。
同様に、私たちは自然を犠牲にし、環境を犠牲にしています。
これは文明が成り立つ方法です。
征服と支配です。
これでは決してうまくいかないということを、私たちは、なかなか学びません。
生命・人生はすべてバランス、調和と協力について、です。
不一致や支配ではありません。
アメリカやオーストラリアの山火事は、このことを反映したものです。
私たちは、これからも破壊と修復の道を歩き続けるでしょう。
いまの状況が、突然変わることはないでしょう。
この長年に及ぶ犠牲者のシナリオが終わりを迎えるには、集合的人類の意識が、飛躍的に変わらなければなりません。
気候変動も同じです。
それは、炭素や汚染といったものについてではありません。
人類の集合意識についてです。
つまり、人生、自然、自分自身との関り方において、大きな変化を強いる方法を見出そうとしている人類の集合意識にまつわることです。
大きな変化は、起きています。
分離は幻想です。
すべての生命は一つです。
破壊的ではなく、創造的な方法で私たちの人生に大きな変化をもたらすには、人類として、いつも、いつも意識して愛を選択することです!
それは、あなた自身との関係から始まります。
Choose Love!
あなた自身との関係を、意識して愛、信頼、敬いあるものにしましょう!
日本語訳 大亀安美
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