自分に属するものは決して失われない
所有は全て一時的なものです。
それでも本当に自分に属するものは、永く手元に留まり、そう簡単に失われません。
それは人間関係など、形の無いものでも同様。
私にこのことを学ばせてくれたのは、愛用のリングたちでした。
いつからか、大きめの半貴石のついたリングが好きになり、その時々でお供を選んで愛用しています。
インド製やタイ製の味のある手作りですが、きちんとした物ではないので、手を洗う時に一緒に水に浸けると石が落ちちゃう可能性があるということで…はい、何回か、どころでなく、散々洗面台に置き忘れました(^^;)
3つのリングを、合計6、7回は失くしています。
そして、全員無事に帰って来ました。
Mirus Clubを開催していたアートセンターでも1度、あちこちのSCの化粧室、日比谷駅を利用する際の一時お休み処?として利用させていただいているペニンシュラでもやらかしました。
ペニンシュラでは、有楽町まで歩いて来てしまってから、あっ!と大急ぎで引き返すと、化粧室内で見かけた外国人女性が私を見るなり、こちらに歩いて来て「これですか?」とリングを見せてくれました。心底の感謝を伝えて一件落着。
最寄駅のSCでは、かなり経ってから気づき、引き返すと化粧台の上には何もなく、とうとうお別れかもしれない(TT)と思いつつ、案内所に「これこれで」と事情を説明すると、即座に「それらしい忘れ物が届いておりますので、事務所へ」と言われて行ったところが、呆気なく再会のご対面でした。
羽の生えた息子も、11年の同居で3回ばかり、ヒヤリ!がありました。
お隣に預ける際のケージの落下で、外廊下をぶっ飛んで突き当たりのお宅のドア前に落ちたヤツを抱え込んだ時の事は、動転しすぎていて、もうどんなだったかよく思い出せません。
でもヤツは今も、ご機嫌だったり不機嫌だったりわがままだったり(プンプン)しながら、一緒にいてくれます。
放鳥は、基本的にきちんと見張っているのですが、最近、ベランダの洗濯物を取り込んで戻ると、ケージの扉が開いていて、彼は楽しそうにリビングの自分のジムでおもちゃをカジカジしていました。
(@@;)
同じことを、以前も一度だけやったことがあります。
だから…
大事にして、大切にして…
それでも手の指の間から落ちて無くなってしまうものは、それで良いのです。
執着はともかく、縁あるものに対して愛着が生まれるのは当然でしょう。
それでも、いつも手は開いておいて握りしめない、その対象に自由を与え、行き先をコントロールしない。
それが宇宙の愛であり調和なのだと思います。
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