ワーク
以前苦しい事が多すぎて、苦しみボケ(?)の症状を呈したことがありました。
視野が狭窄して、自分の苦痛だけが世界のようになってしまう状態を「苦しみボケ」と命名したのですが、これは誰にでも起こり得る現象だと思っています。
これが進み、自分だけがこの世界で苦しんでいる、疎外されていると思い込むほどボケてしまうと、周囲の人々や社会との断絶感がひどくなり、少々厄介です。もっとひどくなると、新聞沙汰みたいなことになりかねません。
でもね、折角の人生ですから、ニュースになっちゃわない程度の「苦しみボケ」を経験しておくのは悪くないどころか、望ましいことだと思っています。ボケている最中の人をよく理解できるし、理解できれば、受け入れるのはとても楽ですから。。。
問題は、苦しみボケするほど苦しんだためにできるトラウマ。
ごく幼い頃にバズーカを一発食らってハートに大穴があいた、みたいなトラウマがあるだけでも十分なのに、うん十年断続的に苦しんだために、質量ともにありすぎな?トラウマが出来てしまいました。
しばらく前に気づいたのが、なかなか癒しきれないトラウマを震源とする恐怖感です。苦しむのが怖いという…具体的な対象ではなく、あんなにひどく苦しむのが怖い…
で、どうするか。。。
抱えておけば良いのだと思います。
先日も、この恐怖感が浮上して来たのを感じたので、子供をあやすように「怖いんだね〜、怖いんだね〜、あんなに辛かったんだから、仕方ないよね〜」としばらく相手をしていました。
そうしているうちに、気が済んだのか、恐怖感はおとなしくどこかへ消えてゆきました。
自分の中にあるネガティブなエネルギーを無害化するには、拒絶や抵抗で戦っても絶対にうまくゆきません。保証します(^^)
自分の内側に対する感度を日頃から研ぎ澄まして、何か不調和なものがあるのに気付くことが出来ればしめたもの。。。
そして嫌がらずにお世話ができれば、自分の現実に、不調和なものを作り出さずに済むはずです。取り敢えず、こんなところで、十分なのではないでしょうか?
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